「きょういく」と「きょうよう」

9月23日の河北新報朝刊に『19班晩酌の会』主催の珈琲教室が取り上げられ、会員(7名)の皆さんには、お友達や知人から「読んだよ!」っと嬉しい反響があったと伺っています。9月13日は河北新報夕刊で取り上げられ、今回は朝刊なのでなおさら読者も多く、その分反響も多かったようです。日々お世話になっている方からは、お仲間にメールでお知らせがあり、福島までそのお知らせが広がり、とても嬉しく感謝しています。

退職した後の男性は、趣味等を通じて仲間のいる方は別ですが、「地縁」「知縁」「血縁」といったコミュニケーションの機会が少ないのが現状です。多くの場合、「地縁」といった、地域との関わりが薄い為に、引きこもりとまでは言いませんが、なかなか地域との関わりは少ないようです。そこで「知縁」といった趣味の活動を通した仲間づくりはどうかといえば、若いときから関わっていれば可能ですが、退職してから急に始めてもなかなか仲間はを増やすまでには行かないようです。一方、「血縁」の方は、面倒なことの方が多いので、ほどほどのお付き合いというのが現状のようです。

こうしてみると、現実的なのは「地縁」というご近所さん達との関わりや町内会活動での関わりになろうかと思います。そうした課題意識を持っていたところで生まれたのが「19班晩酌の会」でした。

特別なことではなく、普段やっていることを、たまには近隣の方々とやりませんか、という非常にハードルの低い活動から「地縁」に関わる顔なじみの関係づくりを始めたのです。昨年から始め、もうすぐ1年になります。月に一回程度のゆるい活動ですが、この頻度やゆるさが、心地ようで続いています。「きょういく」と「きょうよう」、今日行くところがある(他者との関わりがある)。今日用事がある(役割がある)。こんな日常のある生活があたりまえになるような地域を目指しています。

もうすぐ1周年になることから、少しだけバージョンを上げ、社会貢献の機会を持てるようなことも加えたいという思いから、近所の笑mCAFEさんのご協力を得て「珈琲教室」を開催したのです。その時の様子が今回の新聞記事となっています。

新聞にもありましたように、既に「おせっかいCafe」と名付けた社会貢献活動は行われ、次回の予定も決まっています。また、メンバーの年齢に馴染みのある活動として、若い頃に流行っていた「歌声喫茶」をもじって「歌声ランチ」を予定しています。近所に、昔コーラスサークに入っていたという方がおり、お隣さんと一緒に「ロシア民謡」や「学園ソング?」を歌っているというのです。それでは、その方を先生にして19班プラスαでやってみようとなり、只今詳細の計画中です。また、植木屋さんがいるので、その方を講師に「庭木の剪定教室」も計画し、11月に行う予定にしています。

なんでも良いのですが、身近なところからやってみようとしています。皆様の活動をパクリながら地道にやろうと思っています。これからもみんさま宜しくお願いいたします。

(註)新聞記事の内容はほぼ同じでしたが、掲載されていた写真が夕刊と朝刊では違っていました。

「おせっかいCafe」デビュー戦(2024/08/27)
Hot珈琲とIce珈琲を用意しています
男性の感心は、淹れ方、何処で習ったのか、そして道具についてで、皆さん興味津々でした。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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