主食の「米」が棚から消えかかっている

最近、日本の主食である米の不足がマスコミで連日報道されます。生産過剰と言うことで、減反までして生産量を減らしている「米」が足りない、また価格も上がっているとは、いったい何が起きているのでしょうか。酷暑による減収や外国からの観光客増加(インバウンド)等々、様々な原因と言われる事象が取り上げられています。でも、主食の米が、その様なことでスーパーの棚から消えかかり、品薄で国民の不安が増しているというのは、構造的な問題を抱えている感じがしています。

この他、エネルギー自給率についても、13%(2022年)と、何とも心もとない。

我が国は、こんな状況で良いのか!って声を張り上げるつもりはないのですが、私たち一人一人がこの実情を知り、自分たちで出来る備えはしっかり行うという心構えが必要だと思います。このことは、災害のための食料備蓄ということではなく、普段の生活におけるリスク管理として考えておくべきことではないかと。

わが家では、昨年から食料備蓄をはじめています。ローリングストックと併用する形で行っています。また、電力については、代替エネルギー設備を整えるべく、駐車場発電(駐車場の屋根に太陽光パネル設置)の工事に取りかかりました。これからの人生からすれば、元の取れない設備投資なのですが、子どもたちに残す環境を少しでも悪化させないようにとの想いから行っています。

wp-17241496849468950696265523680665
駐車場の屋根に太陽光パネルを設置する工事

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

主食の「米」が棚から消えかかっている” に対して2件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    私も「主食の『米』が棚から消えかかっている」と何度もTVニュースで見ていましたが、車窓から見る田んぼの稲穂は黄金色に垂れて稲刈りを待つばかり。
    美味しい新米ももうすぐだわぁと、呑気に話していたのです。

    でも、確かにスーパーの棚には「お一人様一袋まで」の貼り紙と共に、残っているのはあと数袋の状態なんですね。

    今夜、台風の影響は無いかと嫁ちゃん達に連絡して、ついでに「お米あるの?」とひと言たしたら、2人とも直ぐに「無いの〜😢送ってくださーい🌾」「買えないからうどんとパスタでしのいでたんですぅ😭」との返事でした。

    「あらあら、日曜日に着くように送るね!」と、我が家の備蓄米を大放出することになりました。そしたら急に「神様、仏様、鈴虫様だぁ✨」なんてヨイショしてもらいました😊

    新米の刈り取り時期には、いつも台風に脅かされてハラハラしますが、今年はことさらに無事に収穫出来ますようにと日本中が祈っているに違いありませんね。

  2. ハチドリ より:

    私は実家のお嫁さんちからお米をいただいているので、テレビのニュースで『店頭からお米が消えている』と聞いても、先生のホームページを見てもあまりピンときていませんでした。

    それが先週の土曜日、小中学校時代の同級生たちと暑気払いだったのですが、「スーパーに米が置いてないのよね」と言う人がいたのです。こんな身近にも?とやっと現実味を覚え、どうしてなんだろねと話していたら、同級生の中の一人が、昔、米の仕事についていたことがあるとのことで、国の備蓄米のことをよく知っていて話してくれました。

    以下、ネットからの情報ですが、
    『国の備蓄米とは、1995年から制度化され、政府が凶作時や災害時に消費者に安定して米を供給できるように、一定量(100万トン程度)を保管している米のことです。10年に1度の大凶作や不作が2年続いたときにも対処できる水準として設定されており、豊作時の供給過剰を防ぐ調整保管の意味合いも込められています。
    政府は毎年約20万トンの米を買い入れ、保管期間(約5年)を過ぎた米は飼料用米などとして売却しています。備蓄米は、災害や大凶作に見舞われたときだけでなく、豊作時の供給過剰を防ぎ、市場価格を調整する役割も担っています。』とありました。

    お米が一時的にだけ手に入らなくても、麺類やパンなどの食べ物も゙あるでしょうと思いましたが、私はやはりご飯が好きです。お米無いとお寿司屋さんも゙困りますよね。それで、国の備蓄米のことを知り、良かった!と思ったのもつかぬま、先生のホームページのスライドを改めて見ると『日本の100万トンって、1人あたり20日分の備蓄しか無い』と言う量なんですね?
    アララ、それは大変なこと(^_^;)

    でも、国に頼るだけではなく、自分でできることは何だろうと考えて行動していくことが、とても大切になって来ますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です