グッドルーザー(良き敗者)
夏の大きな国民的事業である第106回全国高校野球選手権・宮城大会の決勝が7月23日に行われ、昨年の全国準優勝校・仙台育英は聖和学園に5-8で破れ、3連覇を逃しました。
甲子園を逃した仙台育英高校須江航監督の言葉が心に突き刺さります。
おととしは全国制覇、昨年は準優勝と夏の甲子園で結果を残した須江航監督は、「甲子園の頂点まで2年連続。ひとつは達成(優勝)し、ひとつは指をかけ(準優勝)、そして今年は、自分たちの時に甲子園に行けない。これはある意味3年連続甲子園に行けないよりも苦しいことだと思うし辛いことだと思う」とコメントしています。
加えて、「そういうなかで、聖和学園さんをちゃんと讃えられたことは、『グッドルーザー(良き敗者)であれ』という、負けた時の振る舞いを繋いでくれたのは、変な話だけど嬉しい」と。
更に、須江監督は続けて「感謝の気持ちを伝える」ことの重要性も説いています。「あなた達を支えてくれて、育ててくれた人に対して、今日は人生の大切なタイミング。優勝した時とか勝った時じゃない。今日負けた時に連絡することが大事!勝った時に勝ちましたという報告よりも、負けた時に感謝をちゃんと伝えられる。それは、絶対に欠かしてはいけない」。
「それは、ここで学んだことだし、これからの人生でとても大切にしてほしいことです。今日のこのあとの時間を本当に有意義に使ってほしい。今日しか学べないことがある。明日になれば薄れてしまう。今日ひとりになって、もしかしたらもう1回泣くかもしれない。夜になったら、本当に終わったんだなと、実感が湧いてくると思うよ」と。
「でも、その時にしか一生湧き出てこない気持ちや考えとかがあるから、今日という日を逃したらいけない」と強調しています。「それが、敗者復活の第一歩だから」。なので、今日という日を無駄にしてはいけない。「今日」というワードを何度も繰り返し、現在を一生懸命に生きることの大切さを伝えています。(THE DIGEST編集部7/26(金) 5:00配信 一部修正加筆)
私は、なんと素晴らしい指揮官なのだろう、教育者なのだろうと思いながら、四国八十八ヶ寺歩きお遍路で知った『而今』(しこん/じこん)という禅語を思い出しました。今を大切にし、今を一生懸命生きることの大切さを諭す言葉です。
学びの機会は、身の回りにいっぱいあります。その機会を生かすも流すも自分次第。気づける、学べることに感謝しています。今朝読んだNaritaマルシェのhpにも多くの学びがあり見習いことがあります。続きも大切なメッセージが込められるようにアナウンスされています。楽しみにしています。有り難うございました。
(https://naritamarchaiswebsite.tumblr.com/post/757009239097098240/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%B8%E5%87%BA%E5%89%8D%E3%81%8B%E3%81%B5%E3%81%87-%E6%88%90%E7%94%B0%E6%9D%B1%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E2%91%A0)
高校生の夏は、青春の全てを賭けて蓄えた地道な努力を放出する熱い瞬間です。
育英高校が宮城県高校野球地区予選で聖和学園に敗れ、監督が生徒達に贈った言葉が心に響いて感動しました。
負けた時だからこそ周りの方々への感謝を伝えるんだ、それが大事なんだと。なかなかその様に落ち着いて真心のこもった話が出来る状況ではなかったと思いますが、負けて無になり頭が真っ白な生徒達の心にグッと迫る第一声だったことでしょう。
監督さん、なんと素晴らしい先生なのでしょう。
私の心にもこの言葉が刺さり、謙虚な姿勢をあらためて考えさせてくれました、ありがとうございました。
そして、成田マルシェのwebで報告されていた「出前かふぇ」の記事。
朝から感動で胸いっぱいになりました。
富谷市は県内、東北地方でも「住みたい街ランキング1位」を誇る街です。
それは誰かが作った評判では無く、住んでいる市民一人ひとりの地域を良くしたいという情熱から、それぞれの足元を照らす活動を続けて作り上げてきた街だということですね。
小さな活動が手を繋ぎ、線が伸びて円になった。その地道な地域活動の結晶が「出前かふぇ」なのだと、そのことが私の胸を熱くするのです。
この確かな第一歩に乾杯🥂
おめでとうございます!
この喜びを共有させて頂く幸せを思っています。ありがとうございました!
鈴虫さん、私たちの一歩をともに喜んでくださって、ありがとうございます。本間先生、思いがけず私たちの活動を取り上げてくださったことに心から感謝いたします。このように心を寄せてくださること、共感してくださることが何より大きな力となって背中を押してくれます。
校長室がこの時だけは「かふぇ」になる、というNaritaマルシェの「出前かふぇ」。その時、その時大切と思うことコツコツとやってきたら、気が付いたら心の奥の言葉にできない願いが思っていた以上の理想の形をともなって実現した、というように感じています。
今日「出前かふぇ」に協力してくださった方たちと「いくこ」さんの家でお昼をご馳走になっていた時、「出前かふぇ」のために申請していた助成金が通ったというお知らせが届いたのです。みんなで歓声をあげました。実はこの申請が通るのは難しいと思っていたのですが、趣旨を理解した市長が推薦書を添えてくださったのでした。市民活動に市が理解を示してくださること、寄り添ってくださること、こういう姿勢が富谷市の評価につながっているのかもしれません。この感謝をこれからも心を込めて喜んで活動していくことでお返ししていきたいと思っています。