笑えない現実『18歳と81歳の違い』

元ネタは、2015年10月29日に放送された「笑点」で出たお題。毎週日曜日の夕方に放送されている長寿番組『笑点』。その大喜利コーナーで出されたお題への回答が、どれも面白すぎ!と巷で話題になっています。

確かに面白いのかも知れませんが、地域福祉や高齢者福祉について、いささか関心のある者にとっては笑えない!私は、こうした現実を社会課題として、どうあれば良いのかを考え、「笑って済ませる社会」をつくりたいです。

ここにあるのは、全て現実です。こうしたことは、それぞれの発達過程、低下過程で誰しもが体験する過程だと思います。こうした発達又は低下過程をマイルド化あるいは伴走する社会システムを備えることで、社会問題化(社会病理化)することを防げるのではないかと思っています。

子どもあるいは高齢者に優しい社会は全ての人に優しい社会になります。この「優しい」は、気持ちの問題ではなく意識の問題です。「優しい」から「ノーマライゼイション」に向けた意識改革が必要ではないかと思っています。

みなさん、是非、この『18歳と81歳の違い』を読んで、笑いそして「何かしなければ!」と思っていただけたら嬉しいです。

・道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳

・心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳

・偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳

・恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳

・まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳

・自分探しの旅をしているのが18歳、出掛けたまま分からなくなっているのが81歳

・ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳

・恋で胸を詰まらせるのが18歳、餅で喉を詰まらせるのが81歳

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

笑えない現実『18歳と81歳の違い』” に対して4件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    毎日お会いするおばあさん達と「見た目は年よりだけど、気持ちは若い頃と変わってないんだけどなぁ」「そうそう」と意気投合しています。
    だけど、笑点で笑いを誘ったこれらの俳句の、81歳の方に「うんうん」って共感出来る私ってやっぱり、、、😅

    無駄な抵抗はやめて、こんなもんさと受け入れることにします。おかげさまでお年寄りの「かゆいところ」がよくわかる!

    さて、午後もがんばろう。
    ほら、どっこいしょ♪

  2. スマイル より:

    さすが、笑点メンバー!うまいこと言いますねえ。この回は座布団がたまったのではないかしら。
    こんな短いフレーズで高齢の方にはどんなことに気をつけてさしあげたらいいのか、ということがわかり、同時に自分の行く先が想像できて「今をどう生きるか」まで考えられる。
    「笑い」に包んで社会のことも誰にでもわかるように伝えられる、ってすごいなあ、と思いました。今日一日が、誰にとっても笑顔が多い一日となること、その積み重ねがきっと良い社会をつくっていくと思いました。
    私も、今日たくさん笑えるようにします。そして両親を一泊旅行に連れていく予定なので、高齢の二人の笑顔がたくさん見られるように過ごします!

  3. ハチドリ より:

    ・恋につまずくのが18歳、何もないところでつまずくのが81歳

    最近の私(^o^;)・・・
    ちゃんとつま先上げて歩こう!と思った次第です。

  4. いくこ より:

    巷の話題になっているんですね?良いことですね笑いながら、歳を重ねるということがどういうことか知って貰えます。歳のせいを笑って過ごしていきたいです。
    ヒントをありがとうございます。

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