私の旬
今年に入ってから、何がきっかけだったのか思い出せないのですが、抹茶を点てて頂いています。久しく機会がなく、朝に珈琲を淹れてNHK連続ドラマを観るということを繰り返していました。ある日、大きなお茶屋さんを通りかかったときに「抹茶」が目に止まり、特段の理由もなく購入し、シャカシャカして頂きました。これが何とも言えない、珈琲とはまた異なる時間の流れを感じました。
そうこうしているうちに、福島から美味しい羊羹が届き、抹茶を頂く頻度が増えました。羊羹は、大好物なので、少しずつ食べると言うことは、私にとって拷問に近い行為となります。そのような時に、抹茶で羊羹を食べると、何か落ち着いてお茶と羊羹を頂けます。
少しずつ食べることが、チビチビとみみっちく食べるということから、いわゆる茶道でいうところの「侘び寂び」(簡素な趣や年月を経た落ち着いた風情、寂しさを美しいと感じる心の動き)を感じながら頂けるような気がします。
だいぶ前に、長いことお茶を習っている方からお抹茶を頂いたことがあります。私のスタンダードは、その時の抹茶です。表面の細かなあわがとても美味しかった記憶があります。その時もお茶うけは羊羹でした。
泡がきめ細かく立っている抹茶は、味がまろやかになり飲みやすく美味しいのだそうです。でも、私が点てるとそうは上手くいきません。泡が荒くて喉ごしも今三(イマイチにもなりません)です。その様な中で、救ってくれたのが、頂いた羊羹でした。でも、この写真にある羊羹でもう最後です。この為、写真の羊羹は、切れ端になっています。
そのうち、新たな羊羹を見つけて、優雅な時間が持てるようにしたいものです。
私が特に好きなのは、『とらや』の羊羹です。
父が美味しいとよく食べていたのは、青森の甘精堂の『昆布羊羹』ですが、久しく食べていません。
先日職場で、お取寄せしたと言う羊羹をご馳走になりました。『昆布羊羹』は、空港で売っているようなので、今度、職場にお土産に買っていきたいと思っています。
甘くて美味しい物を食べながら、みんなと談笑するひとときがホッとするんですよね。
シャイン様
新しくお仲間をお迎えできて嬉しく思います。
初めましてのご挨拶が羊羹談義からというのは、珍しいシュチュエーションで面白いですね。
本間先生の羊羹好きはこれまでちょいちょい聞いていましたが、今回抹茶と羊羹の写真を見ても相当なものだということがわかります。
シャインさんは『とらや』の羊羹がお好きとのこと、私とおんなじです!
じつは以前にもこの地域福祉研究所のHPで羊羹談義が持ち上がった際『とらや』vs『岩谷堂』で一触即発か!? というような熱い場面があったのですよ(笑)
まぁ、あれから私達も少しだけ大人になりましたから、あの時の二の舞は無いと思いますが🤭
私はこちらのHPから、生きるチカラとなるような沢山の学びを頂いています。その合間には羊羹談義の様に取るに足りないことまでも大真面目に(大人気ない?)議論するなど、とても興味深く楽しい居場所なんですよ😂
シャイン様、これをご縁にこれからもどうぞ宜しくお願いいたします!
鈴虫さん、私の羊羹の感想に楽しいお話を有難うございます。
羊羹の思い出は沢山ありますが、父との思い出が真っ先に思い出されました。昔の羊羹は、ものすごく甘く切り口が砂糖でザラザラしていました。姉が仙台の人と結婚したので、白松の羊羹がよく送られてきていました。栗羊羹は羊羹の中に栗がゴロンと入っていたなあ~。
昔話がどんどん出てきて笑ってしまします。その土地土地に根付いた羊羹がありそうですね。岩屋堂羊羹は有名なので今度食べてみたいと思います。
シャインさん
食べものにまつわるエピソードっていいですよね!
羊羹に限らず、想い出を胸に味わうからより一層美味しく感じられるのでしょうね✨
昔ながらの味が守られているのは、きっとそういうことなんだと思います。
コメントありがとうございました😊