今週の一枚(ポピーとひなげし)

晴天の中、チョットだけ足を伸ばして、国立杜の湖畔公園に行ってきました。新聞にポピーが満開とあったのです。我が家から1時間程度の距離で、青空の下のドライブ気分で向かいました。

着いてみると平日なのに結構な人手でした。よく見ると、小さい子どもと両親の組み合わせが多く、さらには、それに祖父母が加わった家族も来ていました。また、娘と年老いたお母さんの組み合わせも見かけます。

小さい子どもを中心にした家族の姿は、色とりどりの花やそれを際立たせる屏風のような緑の木々が爽やかさで、「幸せを絵に描いた」ように見せてくれます。この様な場で、無邪気に遊び廻る子どもは、天真爛漫そのもので、本来の子どもらしさを思う存分発揮しています。この様な場所そして親子の関わりは、とても大切で掛け替えのない宝物のように思います。

公園は、ポピーがいっぱい咲いていました。ポピーの和名は「ひなげし」(別名虞美人草)。知りませんでした(汗)。ひなげしは、アグネスチャンの「ひなげしの花」のイメージだったので、ポピーと結びつきませんでした。なんか、「ひなげし」は、もっと小さな可憐な花のように想像していました。

お花畑を見て来たと言うよりも、親子連れをみてホンワカした気持ちになったという青空の下での公園散策でした。

宮城蔵王とポピー
緑の屏風とポピー
光の三原色(空の青、樹木の緑そしてポピー赤)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

今週の一枚(ポピーとひなげし)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    杜の湖畔公園,もう何十年行っていないんだろう・・と思いました。
    子どもが小さい頃,よく遊びに行っていました。四季折々美しさを見せてくれる公園でしたが,いろいろ変わったんだろうな~と想いを馳せています。冬の時期の葉ボタンの美しさもここで知りました。

    写真の赤を中心にした色とりどりのポピー,きれいですよね。青空に映えます!
    これと同じ赤いポピー,私のご近所のお庭や畑にもきれいに咲いています。
    これは種で増えていくのでしょうか?花壇いっぱい,この花で覆われているお宅もあります。

    この赤いポピーとは違い,もっと可憐なオレンジ色の可愛い「ナガミヒナゲシ」という植物があります。地中海地方が原産地で1961年に初めて東京都世田谷区で確認されたそうです。繁殖力が強く,他の植物の成長を妨げる成分を放出することから「生態系に影響を与える植物」とみなされ,「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」には指定されてはいないけど,見つけたら駆除することが勧められています。

    二年前,私の庭にも咲いており,駆除するとは知らなかったことと可愛い花だったのでそのままにしていました。すると,次の年にはあちらこちらから花が咲き,なんてきれいなんだろう・・と思っていたら,隣近所の二人のおかあさんたちが「私は抜いているよ」と話しているのが聞こえてきました。残念な気持ちでいっぱいだったけど,私もそのオレンジ色の可愛いポピーをできるだけ抜くようにしました。それでも今年,やはり生えてくる。すごい繁殖力の旺盛な植物なんだな~と思いました。

    でも,写真の赤いポピーだって繁殖力がすごい。実際にご近所で見ていてそう思います。
    なので,「ナガミヒナゲシ」も適宜処理していれば,そんなに目くじらをたてなくてもいいんじゃないかしら・・と思うようになりました。イケないでしょうか?
    鉢植えで楽しむとか,地植えから芽が出てきたら抜いて処分するとかして,すべてダメではなく,ほんとその花の素敵なところは見つめていきたいな~と思うんです。

    先生の『お花畑を見て来たと言うよりも、親子連れをみてホンワカした気持ちになったという青空の下での公園散策でした』の感想とは程遠い書き込みになってしまい,すみません(^^;)

  2. スマイル より:

    いつ見ても素敵な写真ですね!ポピー、ひなげし、同じ花でも名前が違うと受ける印象が違いますね。しかも「虞美人草」も同じ花・・・面白いなあ。

    ついでに言うと「コクリコ」というのも同じ花。与謝野晶子の有名な歌「ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌粟(コクリコ) われも雛罌粟(コクリコ)」の中に出てくる「雛罌粟」は「ひなげし」なのですが、歌では「コクリコ」と読ませています。この歌をはじめて読んだ時「君もコクリコ われもコクリコ」とはすごい表現だと思いました。一面に咲く花々ををこれ以上の表現で表すのは難しい。それに、一面コクリコということを表現しただけではなく、互いの関係や心情まで表現している。「与謝野晶子ってすごい!」と思ったものです。

    「コクリコ坂から」という映画もありましたっけ。きっとこれも「ひなげし坂」や「ポピー坂」や、ましては「虞美人草坂」ではだめで、「コクリコ坂」だからいいのですよね。「コクリコ坂から」は原作は少女漫画で、1980年に連載されていたもの。少女だった?私はリアルタイムで読んでいました。だからなおさら、「コクリコ」は心に響く言葉ですが、でももはや「花」ではなく「懐かしい響きをもつ何か」となっているようにも思います。

    先生はアクネスチャン?実は人生で初めてコンサートなるものに行ったのは母に連れて行ってもらった「アグネスチャン」でした。なぜだったのだろう?そう、もちろん歌は「ひなげしの花」でしたよ。「小柳ルミ子」も一緒だったと思います。ネットで調べたら1976年に二人がニューイヤーショーを行ったようで、それに行ったのかしら?どんどん懐かしい記憶が蘇ってきました。

    話がそれましたが、一面のお花畑の写真を見て心に浮かんだことを書いてみました。懐かしい気持ちにさせていただき、ありがとうございました。

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