只今リハビリ中
今日、久しぶりで他人様の前で講義をしました。テーマは「被災者支援の地域づくり」です。これまで何度もお話ししてきた内容とは言え、対象者が子ども会育成会の皆さまなので、受け入れられるか心配だったのですが、何とか聴いて頂けたので胸をなで下ろしています。
聴いていた方の中で、私の地区でもお話ししてもらえないか等と言った照会もあり、「しっかり受け止めて頂けた」と嬉しく思っています。
四国八十八ヶ寺歩きお遍路でお世話になった結願の宿「八十窪」のおばあちゃんから電話がありました。仙台に戻ってから、赤飯のお礼に「牛タンカレーとテールスープ」を送ったのでした。このおばあちゃんは、終戦から2年ほど経った15歳のころに、身体が弱いことから「願掛け」で、歩きお遍路に出された経験を持った方です。4ヶ月ほど掛けて結願して自宅に帰ったそうです。送り出した家では、戻ってきたことにビックリして迎えたそうです。
一応、社会学を学んだものとしては、このお話がとても興味深く、何と機会をつくってお話を伺いに行きたいものだと思っています。折角、四国八十八ヶ寺歩きお遍路をしたので、四国八十八ヶ寺お遍路がなぜ今に至るまで残っているのか、なぜこれほどまでに四国の方々に支持され「おせったい文化」が残っているのか等々知りたいと思っています。
そして、これは四国だけの事なのだろうか等々、興味が尽きません。落ち着いたら先行文献を読み漁り、予備知識を入れた上で「聞き書き」をしてみたいと思っています。いけるかどうかは分かりませんが、そんなことをつらつらと考えていました。