四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(5月04日53日目)
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行程等基本データ
□月日:令和5年5月04日(53日目)
□天気:午前☀/午後☀
□歩いた時間 9時間00分/日
(7時14分宿発~16時14分着)
□巡拝寺院 1寺巡拝
(高野山奥の院〜番札所)
□歩いた距離:27.9㎞
□平均速度2.8㎞/h
□高低差:786m
109m↔895m
□行程の特徴 宿からタクシーで橋本駅に行き、電車で九度山駅に移動しました。今回は九度山駅からの歩きになりました。
以前、二つの山を越える遍路転がしが有りましたが、今回は、それと同じように、二つの峰を越えて高野山に辿り着く、四国お遍路風に言えば遍路転がしでした。
弘法大師のお母さんを祀っている慈尊院までは街なかの道を歩くのですが、慈尊院の所からは、急に山道になり、とても長い上り坂が続きました。峰を越えると今度はキツイ下り坂になります。これの二回繰り返しでした。
簡単には、お礼参りをさせてはもらえませんでした。
□本日の行程地形(時間軸×標高)
心身の状態・特記事項(感想)
□身体的状態
○ ◇ ○ ○ ○
町石古道は、なかなかな手強かったですいわゆる、遍路転がしそのもので、足の裏が久々に腫れました。最後にふさわしい厳しさでした。
精神的状態
○ ○ ○ ○ ◇
町石古道を歩いている時は、これ迄と変わらず、ひたすら歩くだけでした。
これ迄と違ったのは、参拝して御朱印を頂いた帰り道が、気が抜けたような感じになりました。意識には無かったのですが、最後の結願報告とお礼参りまではと、気を張っていたのかも知れません。
この為、御朱印を頂いてから宿までの道がとても長く感じました。自分では、充実感とか達成感を感じるのではないかと思っていたのですが、そうでは有りませんでした。
□受けた「おせったい」
特にありませんでした。
□特記事項(感想)
結願の報告及びお礼参りに、高野山奥の院に、町石古道を歩いて向かいました。四国八十八箇寺歩きお遍路の締めくくりの日です。
町石古道は、これ迄の遍路道とは違い、石仏などは一切なく、前もって調べておかなければ、山の中を歩くハイキングコースとしか思えない感じがしました。現に、トレイルランのトレーニングとして使われていたり、何処から見てもハイキングにしか見えない人達もいました。巡礼している人より、トレイルランをしている人の方が遙かに多かったです。
表示には「祈りの道」と書かれたりしていました。確かに、四国は、修行の道と言っても体感的にも納得できますが、町石古道が「祈りの道」と言われると、若干の違和感を感じてしまいます。
でも、この感想は、四国の遍路道の印象が強いからかも知れません。私としては、1番札所霊仙寺及び高野山奥の院へのお礼参りは、慣例に従っただけのことで、やはり、八十八箇寺を歩いて巡拝し結願した、其のことが、自分の中では大切にしたいです。
□明日の行程の留意事項 高野山は、お礼参りに来ただけなので、明日は、どこかを観る予定はなく、いつもよりゆっくりして、下山しょうと思っています。
印象に残る写真
足の裏が久々に腫れるほどの町石古道、最後,大変お疲れ様でした。
『八十八箇寺を歩いて巡拝し結願した、其のことが、自分の中では大切にしたいです。』
同感です。