四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(3月13日初日)

行程等基本データ

□月日:令和5年3月13日(初日)

□天気:午前☁強風/午後☁強風

□歩いた時間:08時間10分/日

(7時10宿発~15時30分着)

□巡拝寺院:7寺巡拝

(1番札所~7番札所)

□歩いた距離:21.4㎞ 

□平均速度:3.0㎞/h

□高低差:12m

     645m↔657m 

□行程の特徴:初日(第1日目)なので、距離的にはそう多くありません。事前に読んでいたガイド本では、14.3kmとなっていたが、実際に歩いた距離は21.4kmでした。

これは、地図が不正確なのではなくて、道を間違って戻ったり、意図的に「遍路道」を選んで歩いた子から距離が長くなったと思います。1200年の悠久の歴史の中に入りたかったので、できるだけ遍路道を歩きました。

遍路道は、昔の地図でいう「赤線」(農道)であったり、生活道を出会ったりしたのではないかと思います。なので、畑の中を通っていたり、民家の前庭の直ぐ横だったりしました。

当然、修行のための険しい山道もあると思いますが、今日歩いたお遍路道は、生活道の様子でした。今回歩いた距離では、ほとんど起伏はありませんでした。息を切らせて登るようなところはなく、じわじわ体に聞いてくる感じでした。

三番札所金泉寺から四番札所大日寺迄の5kmが分かりづらく、何度も戻ったりしました。先程、書いたように遍路道を選んで歩いたので、多分、見落としていたのだと思いましが、表示に従って歩いたのですが山の中で道が消えていたりしていました。この時、初めて「道案内」のおせったいをいただきました。

□本日の行程地形(時間軸×標高)

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ◇  ○  ○  ○  

一言で云うならば身体が慣れていたいことに尽きるます。歩くリズムはまだしっくり来ていないので、色々と試しながら歩きました。

一番、上手く行かなかったのは「休憩」を取るタイミンギです。休憩は、参拝したお寺さんや、あるきお遍路用に作ってくれている「お休み処」等々あるのですぅが、もう少し行けるという過信である浮き進めると、突然疲れが襲ってきます。このときではもう遅いようでした。「疲れを感じる前に休みを取る」これが長く歩くコツのようです。わかっていてもできなかったのが敗因のようです。これは、水分補給と全く同じです。喉が渇く前に一口程度、こなかく摂取する。

今日は、リズムができていなかったので、ひたすらモクモク歩く、そんな一日で、必要以上に疲れてしまいました。何とも慌ただしい一日でした。

精神的状態

 ○  ◇  ○  ○  

昨日のハラハラドキドキとはまた違った、ハラハラドキドキの連続でした。表示は出ているのですが道を迷わないように歩くには思ったより大変です。そちらに気が取れれ、風景を楽しめる感じではありませんでした。

整備された道路を歩くといくらかその辺は解消されるのですが、前に書いたように「旧遍路道」を選んでいるので、なかなか難しいのです。旧道と新道が混じり合って遍路道という案内になっているので、常にキョロキョロして歩いている感じです。

これも、いつかは慣れるのだと思いましが、初心者の私は、ついつい父を探しながらという感じでした。このため、今日は余裕のないありきお遍路でした。

□受けた「おせったい」

・案内 とても丁寧に案内してくださいました。文部科学省が指定している古いお遍路道なそうでした。遍路道はさすがに歴史を感じるような道で、畑を通りお寺の裏山を巻いて山門横にです遍路道でした。

□特記事項(感想) 今日は長距離歩くことに慣れていないこと及び拝礼の作法が身についていないので、忘れてしなかったり、少々雑だったりと、何とも情けない日でした。歩くことに気を取られ、本文の巡礼が疎かでした。明日からは、もう少し余裕を持って本堂及び太子堂の前に立とうと思います。

□明日の行程の留意点 今日よりも高低差が多い行程になります。とはいっても遍路転がしのような勾配ではありません。しかし、翌日三日目には、最初で最大の「遍路転がし」が控えています余裕を残せるようあるき方を心がけたいです。

□明日の行程地形図

印象に残った写真・感想(特記事項

初日(1日目)なので、何もかも初めてのような一日でした。一年前に車で巡拝ているのですが、その時の記憶は殆ど残っていませんでした。車に乗ってまわるとそんなものかもしれません。今回は、自分の足で巡拝するので、全然違った印象です。とはいっても、まだ余裕がないので地図とにらめっこ状態でした(笑)。

ここは宿坊なので、そのことについて。宿坊と言っても施設設備はちょっとしたビジネスホテル様です。違うのは、受付に立っている人が技能実習生という形で仕事をしている外国の方ではなく、本寺のお坊さんです(多分雲水)。食事は、見栄え重視ではなく、精進料理で質素だが身体に良さそうな食事。そして夜にお勤めがあることくらいの違いです。

このお勤めが宿坊に泊まってよかったことを実感させてくれます。とても良い時間でした。

一番札所霊仙寺の天井を飾る灯籠
よく見かけるみかん?

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(3月13日初日)” に対して3件のコメントがあります。

  1. 阿部優 より:

    本間さん、無事に初日を終えたようで安心しました。やりたかったことを、実際に実行できる人は本当に少ないのを知っています。本間さんの行動力は、さすがです。無理せず楽しんできてください。

  2. スマイル より:

    初日を無事終えることができたとのこと、本当に良かったです。
    はじめてのことばかりで右往左往したり、ゆったり景色を楽しめる余裕がなかったりは当然で、そのリズムがついてくるのにもう少し時間がかかるかと思いますが、日々どのような変化があるのか、こうして記事を読ませていただいている私たちもハラハラドキドキで、日常にとても刺激をいただいている気がします。
    疲れて帰られて記事を書くのは大変な日もあるかと思います。そういう全て、ご自身と相談なさりながら「良い加減」を見つけることができますように・・・
    今日もご加護がありますように・・・

  3. ハチドリ より:

    みかんが気になる~😂

    一日目、お疲れ様でした。
    お勤めも良かったですね。
    身体や歩行は少しずつ慣れていくかと思いますが、やはり普段とは全然違う運動なので身体は疲れるのではないかなと思います。

    それで、余計なおせっかいとは思いつつ、書いちゃいます。昨日の飛行機に乗るときにてこづったノルディックウォークのポールですが、『ノルディックウォーキングは、ポールを使うことで全身の筋肉をたくさん刺激するので、普通のウォーキングよりエネルギー消費量が約20%も増加します。 つまり、体力づくり、スタミナアップ、減量などにとても効果的です。 また、上半身もしっかり使うので、肩や首のコリの解消、肩甲骨の可動域の改善にも有効です。』のようです。また『通常のウォーキングと比べて運動効果が40%高まり、膝や腰への負担が30%軽減すると報告されています。また歩く姿勢がよくなることで歩幅も広くなります。』とも書いてあります。

    つまり、エネルギーが余計に消費されるので長距離を歩くお遍路ではダイジョウブなのかなと思ったり、でも、膝や腰への負担が減り歩く姿勢が良くなり歩幅も広くなるとのことなので、これはお遍路に向いているのかなと思ったり・・です。

    先生はこれまでポールを使って何度も歩いているので、その効果は既に体感してると思います。しかし、ほんと余計なおせっかいだと思いますが、できればエネルギーがあまり消費されない方法で歩かれるといいですよね。

    明日も無理しないように頑張ってください。

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