地場産品づくしの美味しい食事

先日、機会があって地元の食材をふんだんに使った食事をいただきました。しっかり吟味された食事をいただけるのは、久しぶりです。以前は、機会ある毎に「ビストロ」から少し高級感がある「レストラン」まで、誘われるままについていき、ワインをいただきながら食事を楽しんでいました。私自身は、食には全くこだわりもないので、どこに行ってもコンビニ弁当を買ってきてはホテルで食べている状態です。

しっかりした食事だけではなく、チョット素敵なCaféなども、連れて行ってもらわなければ、ほとんど何処にも行きません。ここ何年かの間に、自分でも驚くほど色々なCaféに行ったように思います。スタバがあればそれで十分の私ですが、最近はこの影響か、たまに素敵なCaféでゆっくり珈琲を味わいたいという気持ちになることがあります。

今回、地酒が食事に合わせてチョイスされていました。この企画は、地元の酒造会社が企画したものと聞き、だから「地酒」なのかと思いました。しかし私は、日本酒が苦手で、ワインがないかキョロキョロ探していたところ、ワイングラスが並んでいたので、白ワインが用意されるものと一安心して席に着きました。

地元の野菜とお魚は、素材の味を消さないようにして調理され、とても素敵な器に盛られて出てきます。そして、それに添えられたのがワイングラスに入った地元のお酒でした。正直、白ワインが欲しい~・・・、と生意気に思いました。この食事をつくってくれた著名な料理人さんは、地元のお酒を全て飲み比べ、料理と日本酒の「マリアージュ」にこだわり、新しい味覚の世界を広げていけるようにしたといいます。

食事をいただく前に、様々な食材にまつわるお話しが有り、それを聴いてからの食事は、より楽しむことができるように感じました。でも、「地酒」(日本酒)で味覚の世界が広がる!と。「ほんとすかや!」。半信半疑、だまされたと思って、食事を一口食べては、グラスを手に持ちゴクリ。又食べては、ゴクリ。あれあれ、知らぬ間にグラスが空!お向かいさんが、「おかわりお願いします」と、ウエーターさんに声を掛けてくれました。普段なら、手を横に振るのですが、「はい、お願いします」と無言で頷き、素直に注がれるのを待っていました。「ほんとすかや!」が「これはイケる!」に変わっていました。

地元の野菜やお魚、そして地元のお米と水にこだわって醸造したお酒。これに勝るものはないと感心し脱帽です。本当に美味しかったし旨かった。料理人さんの腕もあるのでしょうか、地元の新鮮な野菜やお魚が決めてのように思いました。

食事をしながら、挨拶に来た地元酒造会社の代表取締役であり今回の企画をした方としばらくお話しをしました。私もお酒が入っていたからか、地域づくりについて意気投合し、機会があればお役に立ちたいとお話をしました。しっかり、名刺交換もして来ました。家に戻ってからもとても気持ちが良い、物事を前向きに考えられる、そんな気分でした。

食事が美味しかっただけではなく、よりよい地域社会を築いて行くよう頑張っている人とお話しできたことが、そうさせているのだと思います。その方は、とても頑張っているのですが、とても謙虚でもありました。私もこうでありたいと思っています。なかなか修行が足りないので、現実は両手を大きく広げられる様にはなっていないのですが、努力を重ね人様のお役に立てられる様に努めたいと思います。

私は全部お箸で食べました(汗)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

地場産品づくしの美味しい食事” に対して1件のコメントがあります。

  1. オールレーズン より:

    さぞかし豪華(であったろう)なお食事の風景!

    地元酒造会社の代表取締役のかたが地域づくりを頑張っていらっしゃるのですか?きっと美味しいお酒を作っておられることでしょうね。
    このような席に用意されるワイングラスは薄く出来ていて、飲み物をより美味しく感じさせてくれる素敵なグラスだと思います。そんなワイングラスで飲む日本酒も絶対に美味しいはず!

    こんな非日常な時間も時には必要かと思います。御褒美!御褒美!
    先生、良かったですね。

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