今週の一枚(孫のお誕生日会)
東京で暮らす息子の一人娘が8月30日で四歳になりました。コロナ禍になって、三家族が一堂に会してのお誕生日会は難しいので、昨年に続きWeb(Skype)を使って遠隔でのお誕生日会が行われました。
コロナ禍で一気に一般化した、ZoomやSkypeという便利なWebシステムを使って、遠く離れた場所で顔を見ながらお話しできるようになりました。世の中進んだものです。
直接合ってお祝いをしたときは、人見知りが始まっていたので、遠巻きで近寄ってくれず、そばに行くと泣いて逃げられました。あれから二年も経ち、今はカメラの前で手を振っています。
この時期の成長はとても早いので、テレビ画面からみる孫は、元気いっぱいの様子で、話し方なども両親を真似ているのだろうという言葉遣いが随所に見られます。会えるのは、いつになるのか分かりませんが、今はただ遠くでテレビ画面越しに健やかな成長を願うばかりです。
もはや誰もが知っているZoomが作られた背景には、創業者の恋の物語があるようです。Zoomの創業者はエリック・ユアン氏(50歳中国山東省出身)。大学進学に伴いガールフレンドと遠距離恋愛になってしまい、年に2回、電車で10時間かけて彼女へ会いにいった。電車は混んでいて、立ったまま眠れるほどひどい状態だった。大学1年のとき、電車に乗らず、離れていてもすぐに会話ができるものがないか必死で考え、そのアイデアが、Zoomに結実したといいます。当時のガールフレンドは現在の奥さんで、22歳のとき、学生結婚をしています。
テレビ会議システムは複数あるのですが、Zoomが支持されたのは、コロナが猛威を振るったとき、すぐに世界中の教育関係者に無料で公開したところにあるようです。これにより、若い世代にあっという間に浸透し、競合他社を抑えて急成長しました。東北学院大学で遠隔講義を早い段階で構築し進めることが出来たのは、このようなことがあったからなのだと始めて知りました。
現在、Zoomの時価総額は6兆円超。エリック・ユアン氏は、巨万の富の使い道について、「ビル・ゲイツらのように賢く使いたい」として、学校への寄付を表明しているといいます(出典:livedoor news)。
土曜日の朝 おはようございます。栗原市住民です。 お孫さんのお誕生日おめでとうございます。
お祝いの話題のブログに、書き込むコメントか悩みましたが、Skypeの事を思い出しました。もう6年位前になります。
職場の近くに暮らす 叔父 叔母のお宅では、常時Skype 接続中でした。
叔父、叔母共に 間もなく80歳の高齢夫婦二人暮らし。 更に叔父は、要介護5 の状況です。高齢夫婦二人で、要介護5
在宅で暮らすなんて!!
叔父、叔母の双方はどんな事があっても、ギリギリまで在宅での暮らしを選択し、
貫きました。 定期的に、在宅医と訪問看護、食事は腸ろう 痰吸入、叔母が一人で頑張ってました。
側から見たら、なんで一人で抱え込むのか?皆が施設入所をすすめました。
私と歳の近い 息子二人が居ます。
息子達も在宅を選択した両親の思いを
汲んでいました。
当時 長男は大阪、次男はニューヨーク
周りは、親不孝息子達と思っていたでしょう。息子達が両親の在宅での暮らしを支える為に使ってのが、Skypeでした。
3者で共有するよう 長男がセット。
24時間 息子達はどこに居ても
両親の様子を見守って居ました。
3者のルールがありました。
Skypeでは、画面共有だけ、
呼びかけは、絶対にしない事、
突然の声は、驚かせます。
時差のあるニューヨークからだと、画面共有しても、真夜中だったりします。
私が訪問していると、間もなく、LIVE電話が入って来ます。○○来てくれてるね!
と 会話が広がります。
見守りをこんな形でするなんてなんて味気ない、人間味のない、仕事柄 人と人との支え合いを促す者としては、いかがな者かと。しかし、息子達が出来る
最善の親孝行だったんですね。
今はそう思えます。外出出来ない叔母には、頻繁に友人が訪ねてくれました。
叔父は、離れていても、常に息子二人に見守られ、叔母の友人に励まされ、
最後の日も在宅 自宅で目を閉じました。
味気ないと感じていた、Skypeでの見守り。zoom開発のきっかけと同じく、大切な人、愛する人と繋がる為の最良な手段。
夫の介護を悔いなく、やり尽くした叔母は
一人ですが、友人と楽しい
時間を過ごしています。
今も離れて暮らす 息子達に見守ってもらいながら。
長々となりすみません。終わります。