逆説「フリーライダー論」(Naritaマルシェの人々)
社会学が取り上げる「フリーライダー(ただ乗りする人々)」論では、フリーライダーとは、コストを払わないで利益だけを得ようとする人々と説明されています。どちらかといえば社会問題、ネガティブな視点で語られる社会現象の説明で用いられています。
そんな中で、「だたゆっくり珈琲でもお楽しみください」「紅茶もありますよ」「季節の美味しいお茶菓子はいかがですか」「立ち寄って頂けるだけで嬉しいです」と、何のコストも掛けないで構いませんと、あえて「フリーライダー」を勧めています。
彼らは、美味しい珈琲を淹れるために、地元の珈琲専門店で珈琲の入れ方を学び、地元で焙煎された美味しい珈琲豆で一滴いってき抽出しています。集会所は、各種連絡用チラシをきれいな布やコンクリート打ちっ放しの壁紙で覆い、パイプ椅子の背もたれには可愛いカバーを掛け、テーブルには可愛い花が置かれています。また、人生を豊かにする様々なエッセイ等の書籍が並べられ、軽快なジャズが流れるなかで、そこに描かれている豊が暮らしへの提案がより身近なこととして感じられます。また、コロナ禍で出番はありませんが、高いものを安く買い揃えた素敵な食器が箱の中でその時を静かに待っています。集会所は確かにマルシェCafeに成っています。
こうした「場」づくりは、MAGYさんやNAKAOカフェに寄って、時にはランチしながらワクワクドキドキまるで乙女のようにして発想を膨らませて企画しています。たまに、そのような場に居合わせることがあるのですが、みなさん例外なく年齢を超えた可愛らしさがあります。マルシェCaféではベレー帽姿ですから、あれだけで20歳は誤魔化せます(笑)。本物を追求する「大人のおままごと」がそこにはあります。
このような準備をして「あえてフリーライダー」を勧めているのです。マルシェCaféには、手づくりで五官を刺激する「場」という仕掛けがあります。その「場」の持つ雰囲気の中で交わされる社会的相互作用によってフリーライダーに「共感」が生み出されています。フリーライダーは、居心地の良さや彼らの立ち振る舞いに共感を覚えています。
それがどの様な形で「次に」つながるかはわかりませんが、確かなことは「居心地の良さ」や「他者(Naritaマルシェのスタッフ)との関わり」がフリーライダーの「心の安全基地」になる可能性を持ったと言うことです。更に確かなことは、誰もがフリーライダーになろうとした結果、だれも利益を得られなくなり、だれもが損失を被ることになる社会現象「社会的ジレンマ」に陥ることを防ぎ、「居心地の良さ」のある地域への期待が増し、何らかの参画意識が芽生えるということです。
Naritaマルシェのスタッフが「あえてフリーライダー」を勧めているのには、何の下心もなく、ただ一緒にこの地域を「楽しい暮らしの場にしましょう」というそれ一点だけのように見えます。
成田地区のみなさんは、その多くが元々ここで生まれ育った方ではありません。仕事などの関係で全国を渡り歩き、何らかの縁でここ成田地区に住まいを設け、安住の地となった方々です。こうしたことから、だれよりも安住の地としての「地域」を意識し、「住み続けること」に意味を見いだしている方々ばかりです。
だからこそ「一緒にこの地域を・・・」の言い出しっぺとなり、具体的に「楽しい暮らしの場」という空間をつくり、「楽しい暮らしの場」を体験してもらい、その上で「楽しい暮らしの場」づくりをやっていきましょう、と語っているのです。何処までも地域に軸足を置き、背伸びをせず、楽しみながら「楽しい暮らしの場」への夢を膨らませている。
こんなNaritaマルシェは格好いい!
Naritaマルシェ (tumblr.com)Naritaマルシェ (tumblr.com)Naritaマルシェ (tumblr.com)
いくこさん、ただいま!
ちょっと帰りが遅くなりました。
ソバージュにかけて『そばらしい』とシャレてくださっていたのですか?(笑)
気がついたいくこさんがそばらしいです😂!
本日の投稿記事、『何の下心もなく、ただ一緒にこの地域を「楽しい暮らしの場にしましょう」というそれ一点だけのように見えます』・・うんうんと読み進めているうちに、その情景が目の前に浮かんできて、なんだか私もその楽しい暮らしの場にいるかのような気分に陥ってしまいました。地域の中のそんな居場所、本当にいいな~と思います。
あっ、ブルル(顔を振る)、しかし、そこで忘れようとさせされてはたまりません。
先日の、あの断末魔の叫びに近い「嫌いだ~💦」と言う言葉がすべてを物語っているように感じましたが、「物申す」について、聴かせていただきたいなと思っていました。
確かにマルシェのみなさん、20歳も若く見えるくらい、ベレー帽姿が似合っていて可愛いな~と私も思います。そのなかにいくこさんもいますね?だからこそ、ちりちり麺をイメージに持つ先生は、「まさかあなたまでもが?」と、尚更許せなかったのでしょうかね( *´艸`)
そんなこだわりも・・、まっ、いっか!と思うようになった今日この頃。
ハチドリさん。
Naritaマルシェでは、会則第4条構成員に「この団体は、年齢・性別・住所・国籍を問わず、会の目的に賛同した人をもって組織する」と謳っています。
要するに人間ならどなたもどうぞです(笑)スタッフ登録お待ちしています!
いくこさん,住所も問わないのですね?
こういう会則っていいですね。
ぜひ,「遠くからでも応援させてほしい隊!」に入れてください。
よろしくお願いします(^_-)-☆
本間先生、私たちの活動を取り上げてくださりありがとうございます!
いくこさんも言っている通り、スタッフも参加者もあまり区別がないように感じています。そうお伝えしたいと思ったら、すでにいくこさんが書いてくださっていました。
スタッフを見ても、創設当時からいた人も昨日入った人もほとんど変わりがないし、参加してくれた人もお迎えした側も、「その場を楽しむ」ということでひとつになっている感じです。そして何より、「互いに助け合いたい、楽しく過ごしたい」という同じ価値観の仲間がたくさんいてくれることの素晴らしさ!できれば、ずっとここに住み、一緒に年を重ね、素敵な時間を紡いていって、自分の人生も素敵な織物となり、ここで暮らした仲間たちとの日々も唯一無二の素晴らしい織物になったらいいな、と心から願っています。
ベレー帽!かぶると若く見えます?そんな意図はなくて、とっても気に入っているレストランのスタッフがベレー帽をかぶっているのをまねさせてもらったのが始まりなんです。そうですか、若く見えるのですか。スタッフ全員がベレー帽ではなく、器用なスタッフが三角巾を作ってくれたのでそれをしている人も多いのですが、「ベレー帽は若く見えるらしいよ」と言ったら、ベレー帽派が増えるかしら・・・
みなさんのやりとり、ほんとにたのしそう!
なかなかの冗談を敬語で言い合うって凄いですね(笑)
私は成田マルシェではないけど、ベレー帽かぶって歩こうかしら🤣
20歳も若く見えたらハタチ???くらいに見えちゃうかも?
鈴虫さん
ぜひ、かぶってみてください、きっと「そばらしい」です!!
先生、改めて喧嘩売ってます?
ソバージュ嫌いだ!の後、もう少しあるのかと身構えましたが、こちらから来ましたか?
今度はベレー帽ですか、20歳ごまかしてわるうござんしたね(笑)
冗談はさておき、格好いいとお褒め頂いて恐縮です。『Naritaマルシェのスタッフが「あえてフリーライダー」を勧めているのには、何の下心もなく、ただ一緒にこの地域を「楽しい暮らしの場にしましょう」というそれ一点だけのように見えます』と書いてくださいました。
では、来てくれる人をどう思っているのか何が一番近いかなぁと考えてみました、わざわざやってきて「いいね」ポチッとしてくれる人だと思います、だから来てくれたらそれはそれは嬉しいのです。スタッフと参加者という区別もあまり気にしてなくて、お客様をもてなすという感じではなく、隙あらばじゃんじゃん手伝ってもらいます(先生もよく「あれ取って」とか小柄な!スタッフに使われてますよね(笑))。
折にふれて先生が話して下さったことやこの講座もそうですが、自分たちがしていることの社会的意味を、きちんと整理して考えるとても良い機会になり大きな励ましとなっています。
これこそが「協働」の求める形だと感謝の思いでいます。
いつも、たいへんありがとうございます。
追伸
先生、先週14講目の先生の講評中『いくさんのコメントはこれだと思いました。そしてこれにスマイル理論、ハチドリ理論を加えると、現実的な中にあって発展的思考を持てる、そばらしい「知の協働」が成り立つと思いました。「ソバージュ軍団」恐るべし!』は、ソバージュにかけて『そばらしい』とシャレて下さってました?
せっかくの渾身のシャレを全員でスルーして失礼しました(笑)
ベレー帽については、ハチドリさんからも一言申し上げることがあるかと思いますので、お待ちください。
いくこさん、おはようございます。あれ?いくこさんへの返信で書いたつもりなのに上になっちゃった😅☝️
人生フルーツを見にいった、初めてお会いしたあの時に私もいくこさんのベレー帽姿拝見し、とてもお似合いだと思っていました。実は私も帽子が大好き!マルシェの皆さんのように若々しく可愛くなりたいな。
あれれ、本来のそばらしいの話題がどこかに行ってしまったね~😂
ハチドリさんこんにちは。
ベレー帽、私の場合ショートカットの頭が寒いので昔を思い出してかぶりだした、というのが真相でお褒め頂くと恐縮です。
というわけで先生、若作りのためではありません(笑)
でも、若作りと思われるほど、良い感じだったのですね、そばらしい!!
そばらしい!
なんかこの言葉に愛着を感じるようになりました💞