新蕎麦を食べに村田町へ行く
私の辞書には、美味しい食べ物を食べに車を走らせるということはありません。しかし、休日(11月3日文化の日)で外は秋晴れの快晴。書斎に籠もっている私に「良い天気だな~・・・」と、何度も余韻を含ませた独り言が、これでもかと聞こえるように繰り返されます。仕方がないので、「何処かに行きますか」と網に引っかかると、待ってましたとばかり、お店を指定されました。
西田敏行がナレーションしている「人生の楽園」で取り上げられたことのあるおそば屋さん「玄」(村田町)という場所でした。約1時間で行くので、蕎麦を頂いてから、みちのく湖畔公園(川崎町)経由で帰る行程で出かけることにしました。お店は、繁盛しているようでとても混んでました。30分ほど待ってお店に入り定番の野菜の天ぷらとセットになった十割蕎麦を頂きました。
美味しいお蕎麦とはどの様な味なのか分からないので、講評は出来ないのですが、十割蕎麦なのでとても食べ応えのある感じではありました。新蕎麦なので蕎麦の風味は、あったかな~・・・。食は進んだので、きっと美味しかったんだと思います。行ってみたいという場所に来られたのが一番の収穫でした。
帰りには、みちのく湖畔公園(川崎町)に立ち寄りました。コキアが真っ赤に紅葉しているHPの写真があったのでそれを見せたくて立ち寄りました。時期は過ぎてしまったようで、赤茶色いコキアになっていました。しかし、子ども連れの若いご夫婦がとても多く来ており、丘の形状をしたゴムを膨らませた遊び場が超人気で、多くの子どもたちが大声を出しながら遊んでいました。その周りを親は、マスクをして見守っています。
この様な空間は、子どもの遊びはという意味と親子の関わりという意味において、とても大切な空間になっていると思います。テントを持ち込み食事をしていたり、遊び疲れたのか、テントで横になっている子どもがいるなど、とても長い時間を親子で過ごしている感じでした。子どもの笑顔だけではなく、父親・母親の満面の笑みも印象的でした。
子どもを対象にした施策というと、直ぐに乳幼児医療の無償化や無償化の範囲を小学校から中学校への拡大等を競っている感があります。確かに、無償は家計に嬉しいでしょうが、子どもたちの健全育成の場(安全に楽しく遊べる場)等への言及がとても少ないように思います。親自体も、なかなかそのような場に対する要望は少ないように思います。
何か、いつもお金ばっかりで、それも無償(ただ)や給付(もらう)ことにだけ関心が向く。これでいいのかなっていつも思います。選挙のたびに「現金給付」等のバラマキ施策が打ち出される。「お金をばらまけば、私達国民は喜び支持が高まる」。これって、私たちは、政治家から軽く見られているのではないでしょうか。なんか蔑(さげす)まされているように感じてしまいます。私だけかな~・・・。
だいぶ脱線してしまいました。言いたいのは、子どもたちが、そしてその子どもたちの健全な成長を願う親たちが、安心して子育てできる環境がとても大切で、もっともっと「子どもの居場所」「こそだてする親の居場所」づくりに関心を持つ必要があるのではないでしょうか、というお話しでした。新蕎麦から子どもの居場所づくりに変わってしまった、申し訳ない。
うす茶色のコキアは、ほんと残念でした。HPと違う!って叫んでしまいました。
子どもが小さかった頃の思いで、良いですね~・・。
自宅の居間に公園で遊んでいる写真を飾っているのですが、其の場所が何処なのか、30年も前のことなので意見が食い違いました。写真の場所は、みちのく湖畔公園で、秋田県八幡平のプータロー村と主張した私の完敗でした。
NHKの番組を見ていたら、記憶を司る海馬の大きさには性差があり、女性が少し有意に大きいそうです。我が家では、その事が実証されました。
息子が小さかった頃、公園が本当に大好きでした「うーたーまん(ウルトラマン)」に変身して走り回るのです。私もゆったり座って遊ぶのを眺めていられるので、良く連れて出かけたことを思い出します。あたりまえのことを心がけて残す、大切なことですね。
「いい天気ね~いい天気ね~」私もつぶやいてみます!蕎麦ついてくるかなぁ。
みちのく湖畔公園は好きな場所です。大きな木の下に足を投げ出して、ゆっくりと本読みしたいです。
うす茶色のコキアは残念でしたね。