無線機更新、DXへの扉が開く?
埋蔵金を掘り出して新しい無線機(FTDX-101MP)を購入し、二日がかりで取り付けました。改めて異常な高調波を減衰させる電波障害防止フィルタや電波がアンテナからしっかり発射されるように調整するアンテナ・チューナーの取り付け位置を再設計したりしながら、アンテナから無線機までの経路を繋ぎ直しました。
繋ぎ直した回路が上手くいくかどうかは、電波を出してみないと分からないところもあるので、たまたまこの週末にOceania DX Contestが行われていたので、それにトライして、上手く調整できているかどうかを試してみました。オセアニアなので近隣国だけですが、オーストラリア、フィリピン、インドネシア等々と交信できたので、きっと調整は上手くいったのではないかと思っています。
変更無線局免許は、まだ届いていないので、従来の50W送信で行っても、そこそこ近隣国と交信できたので、新しい無線機の200W出力になったら、これまで以上に交信しやすくなるのではないかと期待しているところです。
無線機は、まだまだ調整が必要なので、当分書斎に籠もる時間が長くなりそうです。マニュアルを見ながら、恐るおそるいじっているので、思うようには進みません。初期設定(工場出荷時設定)を自分好みに変更して、自分なりの使いやすい無線機に調整するのはなかなか骨の折れる作業です。それでも、このようなことを繰り返しながら、自分だけの無線機に変えて行くのはとても面白いです。車のエンジン音を聴いて喜んでいるのと同じように、メータの振れ方に一喜一憂しています。
交信した記録を付した交信証(QSLcard)が届いたので、それの整理もやったりしていました。海外局からは1通(Asiatic Russia)しか届きませんでしたが、綺麗な絵はがきでとても嬉しかったです。早速、世界地図を広げてQSLcardに書いてあった住所を探したりして楽しんでいました。
こんなに遊んでばかりいて良いのだろうかと、少々後ろめたい気持ちになりながら、書斎に籠もっています。無線機が一段落したら、新たな課題に向けた取り組みを始めようとも思っています。それまでの間は、この王様が座るようなアンティークの椅子に座りながら、ワクワク・ドキドキの時間を過ごしたいと思っています。