彼岸花(曼珠沙華)が咲き誇る(大崎市羽黒山公園)
私たち四人(孫、娘と私たち二人)は、たまたまテレビで彼岸花が満開との放送を観て、孫の学校がお休みの日(秋分の日)に大崎市羽黒山公園に行ってきました。9月21日に羽黒山公園の彼岸花は、満開を迎えています。同公園の彼岸花は約15万本。以前から自生していたものを地元の有志が株分けして増やし、手入れも行っています。毎年9月中旬ごろに見頃を迎え、秋の風物詩となっているようです。この時期に、古川長岡地区地域づくり協議会は「羽黒山彼岸花の里まつり」を開催し、地域内外の人達を楽しませています。
今日23日(秋分の日)は天気に恵まれ、多くの人で賑わっていました。地元の古川長岡地区地域づくり協議会の皆さんが、誘導や受付などを担っていました。コロナ禍にあるためか、例年ある出店や郷土芸能などはありませんでした。それでも、よく見ませんでしたが、何らかの記念碑のある小高い山一面に、彼岸花(曼珠沙華)が咲き誇り、遠目には深紅の法面になっており、一種類の花だけでも十分楽しめました。お彼岸に、削り花の形でしか彼岸花を見ていなかったので、これほどまじまじとみたのは初めてです。
私たちを楽しませてくれた羽黒山彼岸花の里まつり」は、古川長岡地区ちいきづくり協議会(1,194世帯3,811人)が行っています。同協議会は、古川まちづくり協議会の下部組織です。古川長岡地区ちいきづくり協議会は、小学校、地元行政区及び地元の各種団体と協働で、花いっぱい運動や小学校のプールで魚のつかみ取りを行ったりと様々な地域活動を行っているようです。平成24年度からは長岡地区公民館の指定管理者にもなっています。
地域の方々が、こうやって地元の良さを自ら汗を出して発信している様子は、私の理想とする姿です。地域を地区民みなさんで作り上げていく姿は、地域自治につながる具体的な実践の姿そのものです。
ここまで行かなくとも、小さな活動であっても、地元の方々が自らの創意工夫を凝らし手づくりで地域を盛り上げる。こうした活動を支える役割を担えたら、きっと楽しいだろうなって感じながら帰ってきました。