雨降りのなかでみた風景
雨降りの中、自宅から車で10分ほどの距離にある県立図書館に行ってきました。
ここ数日のもやもや感を払拭したくて、本に囲まれた場所に身を投じる気分転換です。最近は、足を運ぶ機会が少なくなりましたが、講義資料をつくるときなどに、統計データや関係する白書等、専門書というよりは資料を求めてよく来ていました。
ひととおり書架を見て回った後に、併設されている喫茶店でただぼんやり外を眺めました。小雨に濡れる雑木林は、普段目にしている風景とは異なり、何かいいたげな雰囲気を漂わせていました。最近は行っていないのですが、岩手山麓でキャンプしているときの朝靄のかかった早朝の様子やトコトン山の露天風呂で汗を流した後の食事の準備の様子等々、思い出せばキリがない記憶が蘇ります。
晴れている時もあり雨降りの時もあります。時には、台風の吹き荒れる中をかいくぐってようやく宿に着いたこともありました。しかし、どんな時でも楽しかった。自然は、人を優しく包み込み癒やしてくれます。ふらっと、シュラフとテントを持って出かけたくなります。でも、自宅を改築するときに保管スペースがなくて、キャンプ用品は処分してしまいました。もったいないことをしてしまいました。明日、買わないまでも、アウトドア用品をみて、キャンプした気分に浸ってこよう。