青切符
先日、栗原市に出向いて「ワクワクわんぱく塾」の開校式に出席してきました。65歳以上の高齢者に地域デビューを促すという画期的な事業で、今年で2年目になります。開校式には、昨年の受講者である一期生も出席し、卒塾後の活動報告なども有り、目指していた事業展開になりつつあると喜んでいます。
こんな訳で気持ちがうきうきしたまま高速に乗ろうとしたら、警察官に止まれの旗で進路をふさがれ「一時停止見えませんでしたか?」だって!全くノーマークでした。
うきうきした気持ちは一気に冷め、夕方18時から有る富谷市学びの講座に向かいました。また、そこでも、恐れていたようなことが耳に入り、気持ちがジェットコースターのように浮き沈みする一日でした。
こんな状況でしたが、気分転換にこの際だからと、「青切符」でどのくらいのお金が集められ何に使われるのか調べてみました。
交通違反で、比較的軽微な違反の際に切られるのが、いわゆる「青切符」です。青切符で処理されるのは、「交通反則通告制度」の対象となる交通違反です。でいわゆる「青切符」が切られた際は、反則金を支払う必要があります。反則金は行政上の制裁金です。一方同じようなのに罰金があります。これは、刑事罰のひとつであり、その意味合いが大きく異なります。
交通反則通告制度とは、ドライバーが比較的軽微な交通違反をした場合に、一定期間内に反則金を納めれば刑事裁判や家庭裁判所の審判を受けないで事件が処理される制度のことをいいます。比較的軽微な違反は、違反点数3点以下の違反のことを指します。今回の私は、一時停止違反で違反点数2点でした。これまで30年以上も無事故無違反だったのが、これで止まってしまいました、残念。次回の免許更新時には講習を受けなければならなくなります。
反則金は、国庫に納められた後、9月と3月の年2回に分けて交通安全対策特別交付金という名称で各都道府県や各市町村に交付されます。年間500億円くらいの金額です。具体的な使い道について、総務省が公表している「交通安全対策特別交付金制度の概要」によると、その地域での交通事故の発生件数や人口などを考慮して算出しており、交付金は信号機や道路標識、横断歩道橋、ガードフェンス、防護柵、カーブミラーなどの設置・管理のために使われることが明らかになっています。
つまり反則金は、交通安全のため新たに信号を設置したり、消えかかっている道路標示や壊れたカーブミラーなどを補修することなどに役立てられているのです。私が犯した交通違反で、どこかの交通安全に関わる設備が整えられているのでしょう。当分、「水」だけの生活になります(涙)。
先生、おはようございます。
がっくりはお察しします、それにしても青切符について調べられたのはさすがですね。反則金の使い道を知って積年の思いが昇華された気分です。
我が家で事故を起こすのは私だけです、それも自爆でコツンと、忘れた頃にやってしまって保険料上昇に涙します(笑)。家族は3人とも無事故ですが稀に思いがけないところで青切符を切られ、え~いつもちゃんとやってるのにぃとか、お巡りさん隠れてなかったぁとか、支払いの度にこれがあればみんなでお寿司がとか…。あのお金も社会貢献していたのですね。
ありがとうございました。交通規則厳守!安全運転!頑張ります。