四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月22日41日目)

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行程等基本データ

□月日:令和5年4月22日(41日目)

□天気:午前☀/午後☀

□歩いた時間 8時間53分/日

(6時18分宿発~15時11分着)

□巡拝寺院 1寺巡拝

(64番札所〜番札所)

□歩いた距離:24.6㎞ 

□平均速度3.0㎞/h

□高低差:48m

     4m↔52m 

□行程の特徴 ほぼ全行程が遍路道でした。車が通れる遍路道、歩行だけの遍路道との違いはありますが、生活道路の遍路道でした。この為、鯉のぼりが青空に游ぐ様子など、日常生活の営みを感じながらの歩きになりました。少し風が強いだけで天気もよく、距離も短いのでゆっくり歩けました。

  

□本日の行程地形(時間軸×標高)

ほぼ全行程が遍路道

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ○  ○  ◇  ○

昨日の疲れを取りたいので、ゆっくり歩きました。距離も短いので、早く着くと宿に入れないこともあので、時間調整も含めて、ゆっくり歩きました。余裕で着いたら、何と16時にしか入れない。食べなくてもいい牛丼を食べながら1時間半も待ちました。

精神的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○  

距離が短いと、とても気が楽です。12時迄で、8割くらいあるき終えます。もちろん、7時前から歩いているのでこの時点で5時間は歩いています。それ以降が、長いか短いかは、気持ち的に全然違う感じがします。

今日は短いので、ところどころしっかり休みを取りながら歩いたので、周りを見ながら歩けました。

□受けた「おせったい」 

デコポン 宿で食べようと果物屋さんでデコポンを買ったら、買った個数に近いデコポンを「ハイ、おせったい」と、頂きました。今夜は、デコポン5個を食べまくるぞ〜!

□特記事項(感想) 今日は、大切な日。時の流れを感じます。月日を重ねても変わらないって良いなと思っています。

先日の4月20日は、東北学院大学の特任教授として、200名を超える学生相手に、初めて講義をした日でした。

そんな私が、今、四国八十八箇寺歩きお遍路をしています。時の流れと伴に様々な私がいます。同じ私で違う私でもあります。

朝早くに64番札所吉祥寺に着いたので、境内には誰もいませんでした。ひんやりして静かな境内は、どこか厳かな感じさえします。

今日は、これ幸いと、声を出してお経を読みました。とても気待ち良かったです。本堂を終えて太子堂の前でお経を読みま始めたら、後ろに人の気配を感じたので、急に小声になりました。たまに、

このように誰もいないところでお経を読むことがたまにあります。このときは、静寂の中にある広い境内に自分の声が広がり、周辺の樹木に吸い込まれて行きます。こんな様子を肌で感じると、仏様にお経が届きそうな気がします。西方浄土で暮らす母親にもとどいてくれたら嬉しいな等と思ってしまいました。

 

□明日の行程の留意点 明日は、二つの山越えがあります。明日に備えて疲労を残さないようにしょう。行程は、はじめを除き、ほとんど平坦です。

明日の三角寺と境目峠に備えよう

印象に残る写真

早朝の静寂な佇まいの64番札所前神寺
お遍路道沿いの公園
お遍路道沿いの六地蔵
由来と経緯(こいうの良いね!)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月22日41日目)” に対して5件のコメントがあります。

  1. にゃんこ より:

    本間先生!浪江ねっぱす隊がNaritaマルシェのカフェに参加させていただき、ちゃっかり本間先生からのデコポンをいただきました❣️👍本当に美味しいデコポンでした❣️Naritaマルシェの皆さんにとてもとてもよくしていだだき、ほっこりできる居場所体験もできました😊ありがとうございました😊本間先生がデコポンに姿を変えて参加されていらっしゃり、支えていらっしゃることをデコポンの甘さと一緒に感じました❣️😆
     アップダウンを乗り越えられて、それもお経を唱えながら…頭が下がります。お遍路さんを身近にして育った子どもたちは、間違いなく、おせったいするようになるのでしょうね😊私たちを含め、たくさんの人たちが応援しております📣ゆっくり一足一足、高みに近づけますように、、、浪江からも、一同、心から応援しています😊

    コメント有難うございます。ただただ感謝です。浪江ねっぱす隊の活動も始動したとか、応援しています。本間

    1. にゃんこ より:

      ありがとうございます😊

  2. スマイル より:

    「旧接待堂・六地蔵・お大師堂の由来について」に感銘を受けました。長い長い年月、お遍路をする旅人たちの無事と祈願の達成を祈ってくれていた場所。その場を今もこれからも守ろうとする有志の方達。こういう「おせったい」があちこちにある遍路道、素晴らしいです。「人間性を失いつつある昨今の社会状況に心が痛みます」という文章が最後の方にありました。そういうことも踏まえての「おせったい」なのですね。
    でもでも、人間性を失っている人たちばかりではありません。私たちNaritaマルシェが開催した『マルシェかふぇ』には、なんと初の60名を超える方達が集ってくださり、その中で思わず胸を突かれ涙がこぼれそうになる場面も生まれたりしました。浪江の「ねっぱす隊」の方達も、いよいよ浪江で「温かな居場所」を作るために動き出し、視察もかねてはるばるいらしてくださいました。お会いすると心があったかーくなる素晴らしいみなさん。ああ、もっと近くにいたら・・・と思わずにいられないのですが、浪江で想いを尽くしてくださっていることに思わず手を合わせてしまいます。それぞれの場所で、灯をともしていきましょう!
    そしてそして、そのマルシェかふぇに、本間先生が「デコポン」を贈ってくださいました。なんとありがたいことでしょう!デコポンは好きなのに、美味しいものに出逢えなくなり買うのを諦めかけていた果物のひとつ。先生が送ってくださったデコポンは味がよくて甘さも濃くてとってもとっても美味しかったです。いらしてくださった方達もとても喜んでくださいました。ありがとうございました。
    5月のマルシェかふぇには、ぜひいらしていただき、お遍路の旅路のお話をお聞かせください。お待ちしています!

  3. 鈴虫 より:

    『旧接待堂・六地蔵・お大師堂の由来について』を読むと、江戸時代にお遍路さんの旅の安全とお大師様のお休みどころとして建てられ、大切にお祀りされてきたことがわかります。
    老朽化により、一度は消滅した建物を「現世に生きる私たちは、御仏と先人たちの御心をたいせつに相続しその証として、心ある有志と巡拝のお遍路さんの暖かい心のこもった浄財によって立派に平成の改修を終えることができました。」
    この一文から、大切な事はカタチあるものを守るだけでなく、先人たちの心を相続し次世代に繋いでいくことなのだと教えて頂きました。

    私達の町も震災後、沢山のものが新しく造り替えられ、その新しさにまだ愛着を感じることが出来ないでいます。でも、先祖代々受け継がれてきた町を愛する気持ちは変わらずに私達の心にあることを思い出させて頂きました。
    今、希望の光を見たような心が動き出したような、そんな気持ちです。
    ありがとうございました。

    「人生は遍路なり、、」今日もいい一日を過ごしましょう。

  4. ハチドリ より:

    4月22日(土)✨
    今日は、大切な日とのこと。
    ゆっくり大きな声で唱えたお経は、西方浄土で暮らすお母さまにも届いていますよ。きっとダイジョウブ🤗

    明日は二つの山越えの遍路道があるとのこと。うん、ゆっくりと、きっとダイジョウブ🤗

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