四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月15日34日目)

行程等基本データ

□月日 令和5年4月15日(34日目)

□天気 午前午後☁

□歩いた時間 9時間10分

□巡拝寺院 1寺院

(45番札所〜番札所)

□歩いた距離 23.7km

□平均速度 2.6km/h

□高度差 314m

446m↔760m

□行程の特徴 宿を出てからゆっくりと登り坂が続き、八丁坂遍路道に続く遍路道からは一変しました。足元は沢状態で荒れていました。また、アップダウンを繰り返しながら八丁坂遍路道な繋がりました。「胸突き八丁」という言葉どうりの、厳しい登り坂でした。帰りは一般道を下って来ました。

八丁坂は厳しくもあり優しくもある

9時間10分

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○

標高が高く、外気温は7度で、おまけに本格的な雨降でした。この為、遍路道は、キツイ登り坂に加えて雨に濡れて寒い歩きとなりました。この様な状況はお昼まで続きました。

精神的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○  

久々に、落ち葉の積み重なった道を歩きました。濡れた落ち葉はとても滑りやすく、何度も手をつく場面がありました。それでも、比較的平坦なところでは、「晴れていたら最高だろうな〜!」て思いながら気持よく歩けました。

□受けた「おせったい」 

特にありませんでした。

□特記事項(感想) 宿に二泊する行程なので、キツイ八丁坂遍路道でしたが、後半は道を探す必要もなく、のんびり歩けました。道を知っているってこんなに楽なんだって思いました。

何回も歩いているお遍路さんな余裕は、これなんだって思いました。何度も歩きたくなる理由の一つにこの様な地理がある程度頭に入っているというのが、余裕に近い感情を生むのかも知れない。

 

□明日の行程の留意点 

三阪峠迄は登りでそれ以降は急勾配の下り坂で、それ以降はゆっくり下るという行程です。午前中を乗り越えれば、後半は三ヶ寺の巡拝もあります。お遍路らしい歩きが出来そうです。

前半は辛抱の行程

印象に残る写真

遍路道に入る手前
八丁坂遍路道の始まり
ここから厳しい八丁坂の始まり
八丁坂のピーク
落ち葉のスポンジ遍路道
本堂手前
太子堂と女修行僧の籠もった屈
説明
歩き遍路は奥の山門から本堂に入る
地蔵菩薩に見送られながら下山
長い参道

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月15日34日目)” に対して3件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    三坂峠からの急勾配は無事におりられましたか。
    足元が悪いことでしょうから大変な悪路だったかもしれません。

    八丁坂の看板を読むと、昔の人がお大師様の開かれた岩屋寺への遍路道に敢えて厳しいこの路を選び、「南無大師遍照金剛」と呼吸するように唱えながら歩いたのだなぁと、その姿を想像してみています。

    毎日の行程表を見ただけで、次々と難所の続くことと、その困難なお遍路という生きざまを見せて頂いているのですが、これは敢えて選ばれた困難な路=修行なのだと腑に落ちました。

    今日も無事に歩かれますように。
    南無大師遍照金剛🙏

  2. スマイル より:

    お遍路の道中は、本当に絵になる素晴らしい景色がたくさんありますね。景色として素晴らしいというだけでなく、私たちのDNAに流れているものを震わせる何かがあります。懐かしい風景のようでもあり、心の心象風景のようでもあり・・・何度もお遍路している方がいるというのは、先生が書かれているように「道を知っている安心感」というものもあるでしょうが、「またこの風景の一部となりたい」というような気持も大きいのではないでしょうか・・・
    今日の行程は前半は厳しいようですが、後半はゆったりとしたお遍路ができそうですね。景色を楽しむことができますように・・・

  3. ハチドリ より:

    秋の落ち葉ならキュッキュッと心地よい踏み心地でしょうが、濡れた落ち葉は滑りやすいでしょうね。でも、落ち葉のスポンジ状態の道路、個人的には羨ましくもあり(畑→脱線、すみません😁

    地蔵菩薩、すごい!!
    今日は重い荷物もなく、いつもより歩きやすかったことでしょう。明日は標高700mからの三坂峠からの下り、膝をお気をつけくださいね。

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