映画「みんなの学校」とみんなの学校元校長(木村先生)のお話し会

富谷ユネスコ協会主催で映画「みんなの学校」の上映及びみんなの学校の元校長木村泰子先生のお話が聴ける機会があります。2022(令和4)年12月18日(日)開場13:00で、会場は、富谷中央公民館1F体育館ホールです。

公立の小学校「みんなの学校」の教職員と地域住民が協力して、「すべての子どもの学習権を保障する」という理念の下に、真っ向から取り組んでいるドキュメンタリー映画です。まだ、その映画に併せて、その学校で、理念の中心となって奮闘してきた、みんなの学校の元校長木村泰子先生のお話が聴けるまたとない機会です。期日が迫っていますが、是非映画と木村先生のお話を聴き、子ども達の未来を築くための関わりの有り様を考えてみては如何でしょうか。

富谷ユネスコ協会の会長は、次のように語っています。『戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない』これはUNESCO憲章前文にある言葉です。この言葉に共鳴した人たちによって令和2年に「富谷ユネスコ協会」が設立されました。富谷ユネスコ協会では「平和」を「誰もが安心して日々の暮らしを営めること」と解釈し、そのためにできることがあれば精一杯取り組もうと活動しています。

UNESCOは、ユネスコ憲章の理念(「戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない。」)に共鳴し、国際平和と人類共通の福祉の実現を目指し国内外で草の根活動をしています。UNESCO(国連教育科学文化機構)とは連携・協力していますが、財政を含め独立した民間組織です。

今、地球上では、ウクライナで悲惨な戦争が行われています。多くの人達が傷つき亡くなっています。ただ、「戦争反対」と空念仏のように言うだけではなく、ユネスコ憲章にある「戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」を下にして、私たちの振る舞いの在り方を考えてみる大切な機会を私たちは持っていると思っています。

戦争という究極の争いだけではなく、私たちの生活の中には、様々な理不尽や意識していない差別が潜んでいます。この映画を観て、木村先生のお話を聴いて、そうした私たちの暮らしの安心安全を脅かす様々な事柄に対する向き合い方を考えてみる良い機会になるように思いお勧めするものです。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

映画「みんなの学校」とみんなの学校元校長(木村先生)のお話し会” に対して8件のコメントがあります。

  1. スマイル より:

    映画「みんなの学校」と木村泰子先生のお話会のご案内をありがとうございます。富谷ユネスコ協会に関わっている者としてとてもありがたく嬉しく思います。

    もし、少しでもご都合がつきそうでしたら、心から参加をおすすめいたします。木村先生が長年の教員人生で子どもたちから真摯に学んでいらしたことは、これからの社会を良いものにするためになくてはならない貴重なことばかりで、そのことを一人でも多くの方に伝えるために全国を飛び回っていらっしゃいます。

    前日も九州での講演があり、そこから駆けつけてくださいます。この寒い時期になってしまったのは、この日しか都合つかなかったからなのです。それほどお忙しい先生、日本中から必要とされている先生のお話をお聞きできるまたとない機会です。

    映画の中の子どもたち、そして本気の大人たちをぜひ見ていただきたいです。

    富谷ユネスコ協会はこの秋に「ジュニア部」を立ち上げました。小中学生が入会してくれています。当日も15名ほどお手伝いに来てくれる予定。その子どもたちの真ん中に木村先生に入っていただいて鑑賞いただこうと思っています。

    木村先生からは「子どもたちの参加はこの上なくうれしいです。何といっても最たる主人公・当事者ですから。子どもから学べる大人でありたいですね」とお返事をいただいています。

    当日まで、これが大切な大切な一歩となることを願って準備を進めます。参加予定の方は、ぜひカイロなどの寒さ対策をお忘れなく!(なにせ体育館なので。もちろん暖房は入れるのですが)

    お待ちしています!

    1. スマイル より:

      追伸
      先ほど木村泰子先生から届いたメールを紹介させていただきます。私の名前で書いてくださっているのでそこはスマイル、とさせていただきます。

      『スマイルさんのメールから私自身が学ばせていただくことがたくさんあります。いっしょに行動している大人同士だと意を強くしています。

      「保護者と先生方が互いに学び合って、子どもたちを想う気持ちで強く結ばれている、そんな社会を夢見ています」というスマイルさんの見ている社会は必ず実現します。私も気合が入りました』

      私も木村先生とお会いできることが、とても楽しみです。いらしてくださった方達にも未来へ希望や夢が膨らむ時間となりますよう心からお祈りしています。

      1. キャサリン より:

        とても貴重なお話を聴けること、友人とずっとずっと楽しみにしておりました。一緒に伺います。
        どうぞよろしくお願いいたします😃

        1. スマイル より:

          キャサリンさん!またお会いできるなんて嬉しい限り。私はバタバタとしているかもしれませんが、ぜひ声をかけてくださいね。そして、あらためて感想を聞かせていただける時間を作れたら、と思います。あったかくしていらしてください!

          1. ハチドリ より:

            早いものですね。
            ワクワクしながら『人生フルーツ』を見に行ったあの日から一年が経ちました。
            明日はニャンコさんも楽しみに伺うそうです。どうぞよろしくお願いいたします😃💞

    2. 鈴虫 より:

      スマイルさん
      次々と魅力的な企画をありがとうございます。

      映画『みんなの学校』はもちろん、「こどもから学べる大人でありたい」という真摯な姿勢で子供達と向き合ってこられた木村先生のお話もとても楽しみです。

      また、地域の社会教育という視点からも、とても学びの多い時間になるものと期待が膨らんでいます。

      当日までの準備、ご苦労さまです。さらには寒さ対策までお気遣い頂いて、ありがとうございます。
      しっかり対策して参ります🧣

      1. スマイル より:

        鈴虫さん、私はこの映画上映会は言葉では言い表せないほどの可能性を秘めていると思っているのです。この映画を見て考えることは、地域を考えることであり、社会を考えることであり、人とは?ということを考えることであり、人生を考えることに繋がると思っています。

        この場限りで終わり、ではなく、これをスタートとしてまたお互いの交流や考えを深めていけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

        1. 鈴虫 より:

          『みんなの学校』上映会、いよいよ明日ですね✨

          あいにくの寒波到来です。
          九州から宮城入りする木村先生には寒暖差が厳しいことでしょう。
          木村先生、そしてスタッフのみなさんも温かくして風邪などひかれませんように🍀

スマイル へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です