「Learning Platform」新シリーズについて

2022(令和4)年度に入りました。年を区切るときは、1月1日を開始日とする「暦年」の区切り方と、会計年度や行政が一般的に使う4月1日を開始日とする「年度」の区切りがあります。英語では「年度」を総称する表現はなく、「分野+year」と表するそうです。たとえば、「会計年度」は「fiscal year」、「学校年度」は「academic year」です。日本の英文書類などでは「Japan fiscal year」を略してJFYと書かれることがあるようです。

暦年の1月1日は、お正月として意識し、神仏に昨年一年の感謝と今年一年のご加護をお願いする、感謝と祈りの年始めです。私は、長らく行政で仕事をしてきたためなのか、年の区切りは「年度」の4月1日が年の始めと感じます。そのような理由で、今日4月1日に今後のHome Pageの新シリーズについての考えを書きたいと思っています。

昨年は、11月から始めた「かじってみよう“社会学”」が、みなさまのお陰でとても楽しく行うことができました。有り難うございました。予想を遙かに上回る成果があったと受け止めています。デモ版(trial Version)として始めたので、本年度は、本格Versionへ取り組むという考えもあったのですが、繰り返しでは飽きてしまうのでは無いかとか考えてしまいます。その為、今はどうしたものか、少し時間を空けてみてはどうだろうかなど色々と考えています。

そのようなことをここ数日、堂々巡りしていたのですが、結論は、社会学シリーズは、少し時間をおいてから再開しようと思います。次回始めるときは、前期が理論編で後期は実践編とし、通年で取り組んでみようと考えています。チョットだけハードルを上げて理論と実践の融合に挑戦してみようかと思います。なので、次回には、卒論も書いてもらおうとか、様々なことを思案しています。

地域福祉研究所バッチ

では、新年度4月からは何をするかです。何が書けるか自分でも全く自信が無いのですが、南三陸町被災者支援に関わることを書いて見ようかと考えています。資料等は全て処分しているので、書けるのかどうか本当に不安なのです。でも、今書かないと全て消えてしまいそうで、それは自分としては受入難いことです。その内そのうちと言っていると、いつになってもその時はこないので、無理を承知で踏み出そうということです。

みなさまには、「かじってみよう“社会学”」で得た知識で、これから始まる駄文をお読み頂きたいと思っています。そうすると、新しいメスを手に入れた分、少しだけかも知れませんが、これまでの印象とは違った見方・読み方ができるのではないかと期待しています。参考にするテキストも文献もない中でのスタートです。願わくば、この取り組みが、いつ来るとも知れない災害に向けた備えや減災の役に立てたらこれに勝る喜びはありません。稚拙な駄文になること必須ですが、お付き合い下さい。宜しくお願い致します。

南三陸町防災対策庁舎(2011.06.06)
震災祈念公園の震災遺構防災対策庁舎2021.02.21

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

「Learning Platform」新シリーズについて” に対して4件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    地域福祉研究所のそのバッジ、縦にしたらウクライナ🇺🇦の国旗みたいですね。
    今のこのような時代にあんな残虐な戦争が起きているなんてとても信じられません。
    どうか、このバッジにも停戦、平和の祈りをこめたいと思います。

  2. ラベンダー より:

    『願わくば、この取り組みが、いつ来るとも知れない災害に向けた備えや減災の役に立てたらこれに勝る喜びはありません』
    シカと受け止めました!
    これからもどのような災害が来るかわかりません。「備えあれば憂いなし」はその通りの諺だと思っています。
    我がこととして考えていけたらいいなと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

  3. スマイル より:

    4月1日は確かに「ここから・・・」という気持ちになりますね。

    南三陸支援のことを書いてくださると知って、とてもとても嬉しいです。本間先生が震災後すぐに南三陸に駆けつけ支援なさっていたことを知ったのは、出会ってからしばらくたってからのこと。知った時の衝撃は今でも忘れられません。その後、何度も当時のことをお聞きする機会がありましたが、そのたびに心打たれてきました。また、現在の南三陸町社協のみんさんのご活躍にも触れる機会があり、先生が3年間とどまって支援なさってきたことが息づいていることに感銘を受けてきました。

    まさに「今でしょ!」と思います。私も日々の楽しみが増えました。「そう言われるとプレッシャーだ」と思われるかもしれませんが、「このことが消えてしまうことは受け入れがたい」と先生ご自身もおっしゃっているように、そんなことになったら取り返しがつかないことです。ですから多少の「圧( ´艸`)」はお許しいただけたらと思います。

    こうして書き残すことが「悔いのない人生」につながること、心からお祈りしています。素敵な新年度になりそうですね!

  4. 鈴虫 より:

    今朝、「Learning Platform」新シリーズの告知を受けて、
    「鈴虫さん。」「はーい🙋‍♀️」
    と、まるで新学期を迎える小学生のように元気な返事をしたい気分になりました。
    友達100人できるかな♪(笑)

    今回は南三陸町での被災者支援のお話を聞かせて頂けるとのこと、先生がこころとカラダで感じた貴重な体験を、是非聴かせて頂きたいです。
    いつどこに発生するかもわからない次の危機に備えて学び、防災、減災に繋げたいです。
    そして、離れて暮らす大切な家族とも情報を共有できるといいと思っています。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    でも先生、咀嚼に時間のかかる私のためにゆったりペースでお願いしたいと思います。何とぞ〜🙇‍♀️

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