永平寺への未知・みち18日目(6月11日)
菩提寺(仙台市)から永平寺までの700キロ18日目(6月11日)の様子です。
新潟県糸魚川市寺地から富山県朝日町宮崎迄の20キロ少々の小雨と強い風の一日でした。
宿を出る時から小雨が続き、風光明媚と上り下りがキツイは同意語です。新潟県は「天下の険」と有りました。私は何のことか分からなかったのですが『親不知』という断崖絶壁が売りの景勝地があるそうです。確かに、国道8号線なのにとても起伏が大きいコースだったのです。
雨降りの中『親不知』を歩きました。お天気なら、多少の起伏も受け入れられますが、雨降りの中では、景勝地かを恨めしいです。
途中、海岸線の至る所に「夕陽海岸」「翡翠海岸」の表示が有りました。確かに、晴れていれば素晴らしい夕日を観ることが出来るだろうと思いました。長い海岸線に何もありません。また、翡翠海岸という名前はここが発祥だそうです。糸魚川市等でも大々的に言っているが、ここ宮崎が元祖たと宿の方は語っていました。
宿に着いてから、宿の方に教えていただいたいのですが、その方は、拉致問題かを大きく取り上げられるだいぶ前から、夕一人で海岸には行かないようにと学校や親から言われていたそうです。拉致問題の当に現場そのものだったのです。
本当にきるいな海岸線です。夕陽を見ながら語り合うのは容易に想像できます。そのいつぽう、拉致問題という、今尚解決に至らない問題があることを、この地に立って改めて考えされされました。
今日は21.8キロ8時間04分3705kcal平均2.7km/hでした。距離は短いのにバテバテでした。明日も20キロ少々の行程です。今日と同じように日本海を見ながら歩きます。能登半島に大部近づく感じになります。





雨降りと強風の中、お疲れ様でした。
『親不知』の様子も気になりましたが、ネーミングからして『夕陽海岸』や『翡翠海岸』がいいなぁと思いました。
お友達から丸い翡翠の石を2個もらい、ピアスにしたりサンキャッチャーにしたりしたので、特に翡翠海岸?と心惹かれました。
調べてみたら
『糸魚川には、砂浜でなく石ころが広がっている海岸があります。その石の多くは、糸魚川の山で生まれ、長い年月をかけて川を下り、海に流されてくるのです。さまざまな種類の石ころが見つかる海岸は”ヒスイ海岸”の愛称で親しまれ、夏には海水浴客でにぎわいます。運が良ければヒスイを見つけられるかもしれません。』とありました。
これはぜひ行ってみたくなりました。
日本海の夕陽は美しく、その時間帯に電車に乗ってみるのもいいかもしれません。
拉致問題の話は驚きました。
現実におきて、解決していない問題です。美しさと裏腹にそのようなことがあったこと、ほんとに改めて考えてしまいます。
富山に入ったのですね。
今日はお天気が良いようです。きれいな夕陽が見れるといいですね。
ハチドリさん、拉致問題のこと本当にあらためて考えさせされますね。美しい海辺なのに、そこに潜む哀しみ。拉致問題は「もし家族に起きたことなら」と想像しただけで昔から胸が締め付けられ、当事者のご家族の気持ちを考えていてもたってもいられない気持ちになっていました。
今回、地元で大人たちから言われていた言葉を知り、それでも起こってしまった悲劇になんとも言えない気持ちになりました。教えていただけて良かったです。家族との再会を望みながら、叶わなかった方たちの哀しみを忘れてはいけないと思いました。そして、家族が無事であることへの感謝も忘れずにいたいと思いました。