永平寺への未知・みち5日目(5月29日)
菩提寺(仙台市)から永平寺までの700キロ5日目(5月29日)の様子です。
宮城県を離れ、ワインで名のしれた山形県高畠町から飯豊町迄の24キロの行程です。
遠くに浮かび上がる飯豊連峰を見ながら、真っ直ぐに続く県道を歩きます。真っ直ぐに長く続く道路は、北海道を彷彿とさせます。山形県は県土が広いのでしょうか、宮城県では見られない光景です。
歩くに連れて、次第に雪を残している飯豊連峰が大きく成ってきます。晴天の青空に雪を残した連峰はなかなか絵になります。
晴天は朝早くから気温を上げて、25℃の中をひたすら歩くと、体温が上がってくるのをはっきり感じます。水分補給だけでは、熱中症対策は難しく感じました。立ち寄ったコンビで、いいものを見つけました。「熱さまシート」です。これを貼ると2℃くらい体温を下げてくれるそうです。これは使えるかもと、早速購入して首すじに張ってみました。少しだけ冷やっとしました。如実に体温低下を感じるほどではありませんが、何らかの対策をしないと炎天下を長距離歩くためには、あっていいかもと思っています。
途中、お地蔵さんのところでしばし休み、疲れを癒やしました。
野宿の翌日から、体調はあまり良くなく、今日風邪薬を購入しました。そうしたら、今度は身体がダルイ感じで、バテバテの一日でした。
この先、どうなるやらです。咳と鼻水に耐えながら歩いているうちに治ってくれることを願っています。
また、右足薬指に水疱ができていました。何となく違和感はあったのですが、靴下を脱いで見つけました。あ〜っていう感じです。明日は、しっかりてーを巻いてひふが剥がれないようにします。
今日は23.9キロ7時間59分3711kcal平均3.0km/hでした。明日は、飯豊連坊の裾野を小国町麓飯豊町迄の23キロです。前半は上りで、後半は緩い下りになります。六つものトンネルの連なりがえるようです。昨日もそうでしたが、歩道がとても狭いのです。下水升1枚に10センチの土留めのようなブロックがあるだけです。大型トラックご通り過ぎると不規則な渦巻いた風にあおられてしまいます。こんな状態がとても長く続きそうです。
明日は、昼頃から雨の予報です。湿度が高いのも熱中症のリスクがあります。気をつけて歩かねば!

