【略歴】
本間 照雄(地域福祉研究所主宰主任研究員)
・1950(昭和25)年宮城県中新田町(現加美町)生まれ
・宮城県職員として勤務する傍ら、東北学院大学人間情報学研究科修士課程修了(1998年3月)
東北大学大学院文学研究科に編入学、福祉社会学を専攻し博士課程を満期退学(2009年3月)
・宮城県庁長寿社会政策課、地域福祉課等を歴任し2011(平成23)年3月定年退職
・2011(平成23)年4月、被災地宮城県南三陸町に行政ボランティアとして赴き、後に福祉アドバイザーに就任して被災者支援に3年間従事
・2014(平成26)年4月、宮城県県社会福祉協議会復興支援アドバイザー、
宮城県サポートセンター支援事務所地域福祉アドバイザーとして宮城県内外の被災地支援に奔走
・2016(平成28)年2月から東北学院大学特任教授。地域教育科目を担当
・2021(令和3)年3月、東北学院大学退職 市井の人として現在に至る
【主な研究】
①「災害ボランティア活動の展開と新たな課題」『社会学年報』,2014.
②「これ以上尊い命を失いたくない-町民が取り組む被災者支援」『環境と公害』,2014.
③「沿岸部被災地における被災者支援の現状と課題」『社会学研究』,2013.
④「知的障害を持つ二人の日常にみる地域生活の実像」永井彰編『地域ケア・システムの展開過程にかんする社会学的比較研究』,2008.
【主な著書】
・「住民主体の福祉コミュニティづくり」長谷川公一編『岐路に立つ震災復興』東京大学出版会,2016.
・「災害公営住宅でのコミュニティづくり」塩崎賢明編『東日本大震災100の教訓』クリエイツかもがわ,2019.
【学位】
博士(文学) 2011(平成23)年3月(東北大学)
学位論文 「社会関係の再構築としてのケア改革」
【所属学会】
日本社会学会、東北社会学会、日本福祉社会学会、日本認知症ケア学会
【免許・資格】
・平成19年4月 認知症ケア専門士 日本認知症ケア学会
・平成29年4月 社会福祉士(宮城第203514号) 厚生労働省
【表彰】
・平成15年1月 宮城県優秀職員表彰(褒状:宮城県知事賞) 宮城県
・平成16年9月 認知症ケア学会賞(石崎賞) 日本認知症ケア学会
【その他】
・座右の銘は,『刻苦勉励』(こっくべんれい)
・地域福祉の推進には,啐啄同時(そったくどうじ)が大切と考え、地域住民と歩みを合わせながら身の丈に合った持続可能性のある支援に心がけている。