仙台市災害公営住宅自治会役員に東北学院大学応援団から感謝のエール

昨日(9月28日)に仙台市社会福祉協議会が主催する「つなぐ・つながるプロジェクト」情報交換会に出席して来ました。

「つなぐ・つながるプロジェクト」は、東日本大震災で被災した市民を支える目的で、2011(平成23)年10月に設置された、仙台市社会福祉協議会「中核支えあいセンター」が進める事業で、被災者を支える自治会役員をはじめとする多くの人々をバックアップする目的で行われています。

仙台市社会福祉協議会は、被災者を支える為に、2012(平成23)年1月「小地域福祉ネットワーク事業」で地域住民の支え合い支援。2013(平成25年4月CSWerを配置し、住民相互の助け合い支援体制の充実。2016(平成28)年4月 「つなぐ・つながるプロジェクト」立ち上げて復興公営住宅や津波浸水地域等のコミュニティー活性化支援を展開しています。

2016(平成28)年11月24日に第1回自治会役員等の情報交換会を開催し、2020(令和2)年9月11日で、第10回目の「つなぐ・つながるプロジェクト」情報交換会を数えています。

これまで、自治会長や民生委員児童委員等は、「復興公営住宅や津波浸水地域等のコミュニティー活性化」の為に、幾多の困難のなか献身的に支援活動に関わり、今日の平穏な生活環境を築いてくれました。有り難うございました。

今回の「情報交換会」を開催するにあたり、東北学院大学地域連携課の全面的なご支援を頂き、東北学院大学応援団から自治会役員等へ感謝のエールをいただくものです。これまでのご苦労に対し、ほんのわずかですが感謝の気持ちをお受け取り頂けると幸いです。

私は、東北学院大学の校歌を聞くと、なんだか泣けてきます。色々な思い出が去来するのです。白浜から憧れていた「大学生」になって仙台に通ったときのことや大学院に通って20年遅れの青春を感じたり。そして、現職の最後を母校の教員として終えたり。そのようなことが思い出され泣けるのです。そのようなことを想いながら、応援団の校歌を聞いていました。

東北学院大学応援団による自治会役員へのエール!
意見交換「いいんでねすか!」Card作成

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

仙台市災害公営住宅自治会役員に東北学院大学応援団から感謝のエール” に対して2件のコメントがあります。

  1. そろそろ金木犀 より:

    東日本大震災があった日、私の職場は避難所になり、停電だったのでテレビもつけられず、情報が何もない時間を過ごしていました。そんな中、ラジオを持ってきた方がいて、そこから聞こえてきたのは「仙台市荒浜の海岸に多数の人が浮いています」と繰り返す、アナウンサーの悲鳴に近い声でしたが、次の日の朝に新聞を見るまでは、何を言っているのか全然わかりませんでした。

    今日の投稿記事を読んで、あの時の震えが止まらないくらい驚愕したことを思い出していました。仙台市社協さんも仙台市災害公営住宅の自治会役員の方も、これまで大変な悲しみやご苦労があったのだと思います。昨日の東北学院大学応援団のみなさんからのエールはどんなにか心に沁み、魂が震えたことでしょう。

    パワーポイントの資料の中にあった、人口密度→人と人が交わり、関わりあう人交密度が増し、「住民参画と生きがいにより、地産地消型資源の創出」という、初めて聴く言葉ではありましたが、なんだか今後ますます前を向いて、地域のコミュニティづくりにつながっていけるのではないかと感じました。

    どんな「いいんでねすか!」カードが出たのか興味津々です!

    1. スマイル より:

      「そろそろ金木犀」様、本当にあちこちで金木犀が香っています。今年は一段と香りが強いような気がします。(でも毎年そう思っているような気もします)

      あの震災の時、ラジオから流れるニュース、何を言っているのか本当にわかりませんでしたよね。突然混乱の中に投げ込まれました。自治会長さんや役員さんたち、社協のみなさん、市町村の職員のみなさん、先生方、消防隊のみなさん、自衛隊のみなさん・・・どれほどの方達が、想像を絶する現状で手を尽くしてくださったことでしょう。どの方にとっても、すべてを語ることはできない、言葉で説明することは不可能なことばかりだったことと思います。

      それでも、この哀しみを痛みを無駄にしないで、より良き未来へつなぐ・・・という気持ちが込められたパワーポイントですよね。「今後ますます前を向いて、地域のコミュニティづくりにつながっていけるのではないかと感じました」という「そろそろ金木犀」さんの言葉に「本当にそうだなあ」と思いました。

      若者のエールを胸に、私も「子どもたちに手渡したいと思えるような社会を作れるように日々を過ごしたい」という気持ちになりました。

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