今週の一枚(過ぎゆく夏のおもいで)

空を見上げると、秋の雲をみるようになってきました。外気温は天候に左右され、台風が近づくと湿った生暖かい空気がまとわりつき、晴れると空が高く爽やかさが増します。秋が足早に近づいている感じがします。

我が家の庭からは、収穫期を過ぎたミニトマトやキュウリが引き抜かれ、更地になって次の播種を待っています。最近は天候が不順で、播種の時期がどんどん先送りされ、時期を過ぎてしまうのではないかと心配しています。

今年の夏の思い出は、「プール」と「しそジュース」で決まりです。

プールは、孫のお付き合いで幾度となく、流れるプール（大和町）と温水プール（仙台市葛岡）に通いました。温水プールでは、顔を水中に埋めることやビート板を使ったバタ足の練習を積み、流れるプールでは、完全にお遊びに徹し、水を怖がらずに楽しめるように心がけました。その甲斐あって、孫は、水深110㎝のプールの底に手を付けることができるようになり、バタ足も25mプールを2往復（100m）をインターバルで繰り返せるようになりました。来年は、息継ぎとクロールに挑戦です。

次は「しそジュース」です。頂いたしそジュースをチビチビ飲み繋ぎ、最後の一杯になってしまいました（写真）。昔むかし、中新田の実家では、畑を借りて母が野菜を育てていました。現在の「家庭菜園」と呼ばれるような、趣味で行われるものではなく、生きるためのものでした。多分、畑の一角に紫蘇も植えられ、母がしそジュースをつくってのませてくれたのだと思います。母がのつくってくれたしそジュースの味は覚えていないのですが、頂いたのを飲んだとき、母のしそジュースを思い出したので、きっとそう違わない味だったのだと思います。

始めは、ただ冷やすだけで飲んでいたのですが、次第に自分なりのアレンジを加えて飲むようになりました。最終的には、しそジュースを入れた二重グラスに、氷、ポッカレモン、黒酢を加え、炭酸で割って飲みました。真夏には最高の飲み物でした。

今年の夏の思い出が「プール」と「しそジュース」では、少々芸がないのですが、私の生活はこんなもんでしょう。来る食欲の秋はどうなるのか、楽しみにしています。