気仙沼アクティブコミュニティ塾

気仙沼市が主催し東北学院大学が企画・運営を担う「気仙沼アクティブコミュニティ塾」のアクティブコミュニティプランの発表及び閉講式が2月26日(土)に気仙沼市公民館を会場に行われました。第六期生の修了者は6名です。

気仙沼市では、地域人財の育成を目的に、本事業を行っています。地元の多様な人財が集まり、全6回の講義及び討論等を通して地域の魅力を再発見すると共に、それを生かした具体的な活動プランを企画・発表して終了となります。

私は、第二回目の「わたしはこんな地域・コミュニティにしたい!を話そう」において、各発表への助言指導を行い、第六回目の「アクティブコミュニティプラン発表」「閉講式」において、各プランの講評を行いました。二回とも、気仙沼市長と一緒に行うもので、緊張感の中にも期待と夢が膨らむ時間でした。

塾生の発表内容は、いずれも地元気仙沼市に密着した企画で、同時に今求められている課題解決への提案でした。各テーマは、①仲間づくりと地域活性化につなぐ「ハンドメイド気仙沼」。②漫画家による災害の伝承と防災力向上を目指した「最小被災未来プロジェクト」。③新しい自治会のスタイル創造に取り組む「自治会再生プラン」④中学校の部活動地域移行の課題に取り組む「休日の部活動の段階的な地域移行-気仙沼Version」⑤婦人会の役割を新たな形で再生させる「目指すはSUSUTAINABLE ISHIHAMA COMMUNITY」(持続可能な石浜コミュニティ)。⑥地域コミュニティの課題を調査しまちづくりに貢献する「条南まちづくり構想」です。

6つの発表はいづれも、自ら地元を歩いて見聞きした内容や自分自身の課題意識を下にした地域活性化に資するプランでした。こうした、自分で収集・分析したデータを示して他者にわかりやすくプレゼンするという機会は、とても重要な経験です。これらの計画が、何らかの形で行政及び地域住民に取り上げられ、地域住民がデザインする地域づくりが広がることを期待しています。

私自身の出番は2回だけだったのですが、こうした情熱のある方々への支援は惜しみなく行いたいと思っています。私に出来ることであれば何でも応じたい。これは、地域福祉の推進をライフワークとする自分の使命だと思っています。

お役に立てる機会があれが何でもOK!これが私のスタンスです。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

気仙沼アクティブコミュニティ塾” に対して1件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    「気仙沼アクティブコミュニティ塾」,東日本大震災後に始まった塾なのでしょうか?
    アクティブコミュニティ!なんかとても活気があって元気になりそうなネーミングですね。
    最初から明確な考えがあった参加者もいたかもしれませんが,先生の二回目の時の助言・指導のあとに「自分はこういうことをやってみたい」と具体的なイメージを持たれた方も多いのではないでしょうか?6つのテーマを読んだだけでも,メンバーの方たちの想いが伝わってきそうです。
    『6つの発表はいづれも、自ら地元を歩いて見聞きした内容や自分自身の課題意識を下にした地域活性化に資するプランでした』とありました。閉講式での各プランの講評も,参加者の皆さんにとって自信と確信につながるものであったのではと想像しています。市長も有難く,きっと心強かったことでしょう。
    この塾は,気仙沼市が主催し,東北学院大学が企画・運営を担い,地元の多様な人材が集まって開催されているのですね。かじってみよう”社会学”で学んだキーワードがいろいろ頭に浮かんできます。ぜひ,この貴重な体験や計画を,様々な人たち,集団の皆さんで連携・協働して実現し,『地域住民がデザインする地域づくりが広がる』といいですね。

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